『風、薫る』でシマケンこと島田健次郎を演じるAぇ! group・佐野晶哉さん

NHK朝ドラ『風、薫る』(116)平穏な再会の直後…亀吉の再登場に騒然

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エンタメ

女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(21)が大家直美というヒロインをそれぞれ演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~金曜午前8時、土曜は1週間の振り返り)の第116話が7日放送され、りんが、久しぶりに再会したシマケンこと島田健次郎(Aぇ! group・佐野晶哉さん)との過去に穏やかな区切りをつける一方で、りんの娘・環(瀧七海さん)がシマケンとの出会いを通じて自分の「好きなこと」と将来の進路に向き合い始める展開に、Xではこの日、「シマケン」「環ちゃん」というワードがトレンド入りするなど、話題となりました。

美津の仏壇に手を合わせるシマケン

環に連れられて一ノ瀬家を訪ねたシマケンは、りんの母・美津(水野美紀さん)の仏壇に手を合わせた後、りんと静かに言葉を交わしました。

郵便配達夫として働くシマケン

突然姿を消した過去の経緯にも触れつつ、2人はわだかまりが解けたように微笑み合います。シマケンは甥の進学に合わせて上京し、一ノ瀬家から少し離れた場所の下宿先で2人で暮らしていました。

シマケンは、「実家でいろいろあって…初めて身を粉にして働きました。最初はなかなかうまくいきませんでしたが」と切り出し、穏やかな表情で郵便配達夫として働いていることを明かしました。「ようやく人並みになれましたから…。お話できてよかったです」というシマケンに、りんはほんの少しさびしさをにじませます。

シマケンを引き留める環

去ろうとするシマケンを環が引き留め、自室へ招き入れます。環は雑記帳に描きためた数々の絵を見せました。小林清親のポンチ絵をまねたという作品を感心しながら眺めるシマケンは、「クリエイトは必ず真似ごとから始まる。学ぶの語源は『まねぶ』とも…」と知識を披露する姿に、環は「シマケンさんだ」と喜びました。

「そろそろ将来のこと決めないといけないし…」

そして、黙って東京を離れたことを詫びるシマケンに「怒ってないよ。ちょっとさびしかったけど」といいました。

シマケンは「環ちゃんは画家を目指しているの?」と尋ねます。環は「絵描いて生きていけるわけもないし。これはただの、私の好きなこと」といい、「シマケンさん言ってたでしょ? さびしい時やつまらない時は好きなことをするといいって。こう見えて私にもいろいろあるの。そろそろ将来のこと決めないといけないし…」とつぶやきました。

将来への不安をのぞかせる環に、シマケンは「また絵を描いたら見せにおいでよ」と伝え、下宿先の住所を書き記しました。

セツに漢字を教える環

恵風会では、元女郎の魚住セツ(村上穂乃佳さん)が忙しく働いていました。そこへ立ち寄った環は、漢字の成り立ちを絵に例えながらセツに教え始めます。

その姿に感心したセツは、「お母さんに似て教えるのが上手。将来は女学校の先生かしら。まあ、こんなに良いお手本が目の前にいるんだから、当然看護婦か」と語りかけます。セツの言葉を受け止めた環は、「私にできるかな」と考えを巡らせます。

「これでよかったんだよ」と微笑むりん

その夜、直美から「シマケンさん。会ってどうだったの?」と尋ねられたりんは、過去の思いに区切りをつけるように「でもね、これでよかったんだよ、私とシマケンさんは…。穏やかで、いい顔してた」と微笑みました。

自分の部屋で「『学ぶ』は『まねぶ』」とつぶやきながら模写に励む環のもとへ、りんがやって来ます。セツとのやり取りに触れながら、看護の仕事に興味を示し始めた環に、「(看護の)見学できたら、してみたい?」と尋ねます。それに対し環は「うん」と答え、りんが出て行った後、再び絵を描こうとしますが、手を止め、雑記帳を閉じました。

どこか不審な様子で事務所をのぞき込む男の影

翌日、派出先へ向かう準備を整えたりんは、直美に「環が看護見学したいって」と相談します。長年寄り添ってきたリウマチを患う男爵家夫人・宮川佳枝(相田翔子さん)に相談してみると話すりんに、直美も「お許しいただけそうなら、念のため私もごあいさつに行こうかな」とうれしそうに言いました。

りんが立ち去った直後。恵風会の事務所の外に1人の男が姿を現します。どこか不審な様子で事務所をのぞき込むひげ面の男は、りんの元夫・亀吉(三浦貴大さん)でした。直美が、戸の隙間から中をのぞき込む怪しげな影に気づくと、亀吉は慌てて逃げだしました。

SNS「シマケン節が聞けて最高」と歓喜の声も

『風、薫る』の第116話の放送に対し、SNSでは、視聴者から様々な反応が寄せられています。

SNSの反響まとめ

変わらぬ優しさに涙!シマケンと環の温かい絆
久しぶりの再会でも昔のままの優しさを持つシマケンに、「あの頃のままで嬉しい」「シマケン節が聞けて最高」と歓喜の声が殺到しています。寂しさを埋めるために描き続けた大量の絵や、「寂しい時は好きなことをする」というかつての助言を環が大切に守っていたことに、多くの視聴者が涙しました。環にとってシマケンが単なる親切なおじさんではなく、頼れる父親のような存在であることが伝わる温かいシーンとして高く評価されています。
「学ぶは真似ぶ」シマケンの深い名言への共感
環の絵を見たシマケンが放った「クリエイトは真似事から始まる」という言葉に、深く共感する声が多数寄せられました。早口で熱く知識を語るお馴染みのシマケンに喜ぶファンが多い一方、かつて自らの夢と格闘したシマケンだからこそ重みのあるセリフとして、胸を打たれる視聴者が続出。また、環の高い画力やクリエイターとしての厳しい視点にも称賛が集まっています。
「今さら何しに!?」不審者全開の亀吉に警戒MAX
物語の最後に登場した無精髭の怪しい男・亀吉に対しては、「疫病神は出禁!」「事業に失敗してお金の無心に来たのでは?」と警戒と拒絶反応の嵐が吹き荒れています。物陰から覗き込む不審な行動に嫌悪感を抱く人も多く、「また環ちゃんを連れ去るつもりでは」と、平穏な日常を壊しかねない波乱の展開を危惧する声で持ちきりとなっています。

ライターコメント

りんとシマケンが、互いの歩んできた道を尊重し合い、穏やかな笑顔で過去に区切りをつける姿には、胸が熱くなりました。「学ぶは真似ぶ」というシマケンの言葉が、将来に悩む環ちゃんの背中を優しく後押しする中、そうした温かい余韻を吹き飛ばすような、元夫・亀吉の不穏な登場…。せっかく看護への道を歩み始めようとしている環ちゃんや、平穏を取り戻したりんの日常が壊されないか、明日からの展開が心配でなりません。

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