女優の石橋静河さん(32)がヒロイン葉野珠を演じるNHK連続テレビ小説『ブラッサム』(月~金曜午前8時、土曜は1週間の振り返り)の第2回が29日に放送され、10歳の珠(村上蘭さん)が、厳格な父・清治(渡部篤郎さん)と、深い愛情を注いでくれる継母・リョウ(国仲涼子さん)との関係を通して自分にとっての「家族」を見つめる姿に多くの視聴者が感動。Xではこの日、「ブラッサム」というワードがトレンド入りするなど話題を呼んでいます。
『ブラッサム』作品概要(※敬称略)
「モテたのよ、私」と過去を振り返る珠
小説家として活動する一方、雑誌の編集や着物のデザインなど、多彩な才能を発揮する85歳の珠(加賀まりこさん)は、岩国の錦帯橋の近くで取材に応じ、記者から過去のロマンスについて聞かれると「モテたのよ、私」と答えました。
当時の苦労を聞かれると、「もちろん。いろいろありましたよ…」と振り返りつつ、珠は、ここの桜を見ると元気になると語り、「ここは私の故郷だから」と岩国に対する強い思いを口にしました。
久しぶりの学校に向かう珠
明治41年、10歳の珠は、岩田屋の娘・梅(古川葵子さん)と一緒に、久しぶりの学校へ向かいました。
教科書を読むのが大好きな珠は、授業の先の部分まで読み込んでおり、その日の国語の本読みでもつっかえずに読み上げ、先生から声が小さいと指摘を受けたものの、ほめられました。
宿題のテーマに困る珠
その日は、先生から「父について」という題材で、綴り方の宿題が出されました。作文は苦手ではなかった珠ですが、父親という題材には困り果てます。
下校途中、友達から川で遊ぼうと誘われますが、珠は用事があると嘘をついて家に帰りました。珠は、外だけでなく家でも遊んだり、はしゃいだりしてはいけないと清治から命じられており、それを忠実に守っていました。
珠を朝まで蔵に閉じ込めることにした清治
珠が家に帰ると、清治がリョウをどなりつけていました。ヨレたままの羽織では表を歩けないと怒っていました。それを見かねた珠が「羽織は…ウチが洗い張りして、そのままにしておりました」と言ってリョウをかばいましたが、激怒した清治は罰として珠を蔵に朝まで閉じ込めることにしました。
清治は、自分が帰るまで蔵を開けるなとリョウに命じました。
おむすびを持ってきてくれたリョウ
清治は、よく珠を蔵に閉じ込めていました。蔵の中は暗くてかび臭かったものの、珠にとっては天国でした。大剣豪の活劇、戦記物、大人の恋愛など、家で読んだら叱られるような小説がたくさんあり、それらを読んでいる間、珠は嫌な気分を忘れることができました。
その晩、心配したリョウが珠のためにおむすびを持ってきてくれました。珠は「父について」という題材の綴り方の宿題についてリョウに相談します。するとリョウから、清治のことをどう思っているのかと聞かれた珠は「あんまりしゃべらんし、よう怒るし、ご近所からクズじゃ、ひどいやつじゃ言われちょる…。けど…いやじゃあない」と答えました。
「お母はなんでウチのこと、大事にしてくれるん?」
それを聞いたリョウは「そのまま書いてみたら? 正直に」と助言。珠を心配し、ここで一緒に寝るというリョウの優しさに触れた珠は、「お母はなんでウチのこと、大事にしてくれるん?ウチは…お母の本当の娘と違うじゃろ」と尋ねてみました。
リョウは「そがあん関係ない」と言い、初めて珠を見た時の感想について「初めて見た時、かわいらしゅうて。絶対大事に、特別大事にせんといけん思うたんよ」と愛情を持って伝えました。
なぜか不安になる珠
珠は「わかった」と笑顔で納得しました。
リョウは朝になったら迎えに来ると約束して出て行きました。珠はリョウのことが大好きでしたが、なぜか不安な気持ちになっていました。
SNS「半年間の完走が楽しみになる面白さ」と称賛の声多数
『ブラッサム』の第2回の放送に対し、SNSでは、視聴者から様々な反応が寄せられています。
ライターコメント
子役の村上蘭さんと、継母役の国仲涼子さんが見せた蔵の中でのやりとりに、思わず胸が熱くなりました。理不尽に怒る父親に怯えることなく、むしろ本の世界に没頭して自分の居場所を見つけてしまう珠の強さに、後の大作家・宇野千代の片鱗を感じます。ただ、ラストシーンで見せた珠の「なぜか不安になる」という表情が気になるところ。明日の展開からも目が離せません!






