情報渦巻く現代社会で看過されている危機に独自の目線で切り込んでいく、テレビ大阪のニュース番組『NEWSクライシス』(毎週水曜深夜1:35〜/YouTube毎週水曜よる8:00〜先行配信)。 司会の天竺川原さん(46)とコメンテーターの真空ジェシカ・川北茂澄さん(37)が出演する番組の第18回(6月10日放送)で特集され、視聴者からも「まさかこの番組から学びを得ることになるとは」と大きな反響を呼んでいるのが、現代人を脅かす新たな社会問題「スモンビー(Smombie)危機」です。一見聞き慣れないこの言葉に隠された恐怖の実態や、番組内で提示された解決策についてお伝えします。
うつむき歩く「スマホ・ゾンビ」が引き起こす心身の破壊
「スモンビー」とは、「スマートフォン」と「ゾンビ」を掛け合わせたドイツ生まれの造語です。うつむいてスマホ画面を凝視し、周囲を気にせずフラフラと歩き回る人のことで、今や世界共通の深刻な社会問題となっています。
番組のVTRでは、スマホを見るために頭を60度傾けると、首にはおよそ27キロもの負荷がかかるという衝撃のデータが紹介されました。これは常に「小学校低学年の児童を1人肩車している」のと同じ重さです。その結果、以下のような深刻なリスクが引き起こされると指摘されました。
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深刻なストレートネック(スマホ首): 慢性的な首・肩の痛みの原因になります。
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脳の機能低下: 常に情報を詰め込み続けることで脳の「整理整頓タイム」が失われ、ひらめきや知性が枯渇します。
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精神への悪影響: 視線を固定して下を向く動作は副交感神経を圧迫し、うつむいているために脳が「悲しい」と勘違い。幸福ホルモンであるセロトニンの分泌を抑制してしまいます。
スモンビーから人間に戻る「2つの解決策」
また番組では、この危機に打ち勝つための具体的なアプローチも提示されました。
1. 「歩きスマホ防止条例」の活用
行政レベルでの対策として紹介されたのが、神奈川県大和市が2020年に全国で初めて施行した条例です。公共の場所での歩きスマホ(画面の注視)を禁止し、立ち止まっての使用を義務付けるなど、社会全体でのルール化が進んでいます。
2. 「上を向くだけ健康法」の実践
もう一つのアプローチとして、メディアで話題の書籍『自律神経が整う上を向くだけ健康法』(著者:松井孝嘉氏/朝日新聞出版)に基づいたメソッドが解説されました。先述した「精神への悪影響」を解消するカギがまさにここにあり、うつむくのをやめて「上を向くだけ」で自律神経が整うという仕組みです。小さな画面から目を離し、意識して視線を上げることこそが、スモンビー撃退の第一歩になると伝えられています。
視聴者を気遣う川北の「正論」を川原が秒速全否定
スタジオでは、この「上を向くことで自律神経が整う」という解決策を受け、川北さんが「この番組をスマホで見ている人たちもいるわけですよね。だから悲しいと思われているわけですよ、私たち。悲しい人たちがたくさん見ていることになってしまうので、今見ている方でも、なるべく上にして見てもらえたら、少しまた明るい気持ちでニュースも受け取れるのかなという印象を受けましたね」と、視聴者を気遣う真っ当なコメントを放ちました。
しかし、スタジオが温かい空気に包まれるかと思いきや、川原さんから放たれたのは「違うんですよ、川北さん」という冷徹な一言でした。これに対し川北さんが「あ、違うんですか」と呆然と返すなど、非情な空気がスタジオを包みました。
この理不尽かつシュールな展開に、コメント欄はツッコミと爆笑で埋め尽くされました。
視聴者からは「すげーいい事言ってるのに『違うんですよ』」「川北が真面目にいいこと言ってるの全否定してるの草」「初めて川北がそれらしいコメントして感動してたら、一瞬でクライシスになった」と二人の掛け合いを面白がる声が続出。
スタジオの不条理な掛け合いにはクスリとさせられますが、番組が警鐘を鳴らした「スモンビー危機」は紛れもない現実です。まずは歩きスマホをやめ、意識して顔を上げて歩くこと。広がる空を見上げ、心の余裕を持つことこそが、現代社会を健やかに生き抜く最大の特効薬なのかもしれません。
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