俳優の堤真一さん(62)と小芝風花さん(29)が22日、都内で行われたキリンビールの新プロジェクト「これからも、おいしい国でいたいから。『一番搾り ACTION』発表会」に登壇しました。本プロジェクトは、気候変動や人手不足などの課題に立ち向かい、全国47都道府県で「新しいおいしさづくり」に挑戦する生産者たちを「キリン一番搾り生ビール」を通じて支援するもの。新TVCMに出演する堤さんと小芝さんは、日本の食の未来を支える取り組みに深い共感を寄せながら、イベントを大いに盛り上げました。
15秒間の熱烈応援から「いちほまれ」&「はぐくむうに」の試食も
ステージでは、CMでも共演した福井県の米農家・宮嵜恵介さんや岩手県のウニ生産者・眞下美紀子さんも登壇し、現場のリアルな課題や工夫についてトークを展開。近年の猛暑に対応する米「いちほまれ」や、海の磯焼け対策から生まれた「はぐくむうに」といった新しいおいしさの誕生秘話に、堤さんと小芝さんも興味津々の様子を見せました。

他にも、全国の生産者へ向けて制限時間15秒間でエールを送る応援企画やクイズ企画にも挑戦。二人の熱い思いが溢れる力強いメッセージに、会場は温かな拍手に包まれました。最後は登壇者全員で「一番搾り」を手においしく乾杯し、こだわりのお米やウニとの絶品ペアリングを堪能しながら、日本の食の未来に思いを馳せていました。
現場で痛感した食のピンチ 「当たり前じゃなかった」生産者への敬意を語る

トークセッションの冒頭、実際に生産地を訪れた二人は取り組みへの熱い思いを吐露。小芝さんは「私たちが美味しく『一番搾り』をいただくことで生産者さんがより美味しい食材を作ってくださる、良いことしかない取り組み!ウニの養殖現場へ行かせていただき、当たり前のように食べていたものが当たり前じゃなかったと気づかされました。ピンチをチャンスに変えようと努力する姿勢にすごく感銘を受けました」と興奮気味に語りました。
続いて堤さんも「日本は四季があって旬の食材があるのを当たり前だと思って生活していたけれど、本当に危ない状況なんだなと痛感しました。生産者さんにとっては猛暑も死活問題。それをマイナスに捉えず、一番搾りと共に生きていく姿勢を見せてくれたことに、一消費者として感謝しかないです」と深いリスペクトを込めました。
試食で弾ける笑顔と感謝
現場での工夫について、堤さんは福井の米農家・宮嵜さんについてコメント。「広い土地でご家族全員が本当に明るく、一つひとつの工程を丁寧になさっている。葉っぱが長く伸びて日傘のように実を守る工夫をしていて、そうして育てられたお米が本当に美味しいんです」と絶賛。宮嵜さんも「厳しい環境だからこそ人間がどう工夫して楽しく向き合っているか。楽しそうに作った結果こんなに美味しいんだと思ってもらえるのが一番嬉しい」と男気あふれる想いを明かしました。


一方、岩手でウニの養殖現場を見学した小芝さんは「年をとりすぎて身がつかなくなったウニが、新開発のエサで再び身をつけることに本当にびっくりして感動しました!」と熱弁。北三陸ファクトリーの眞下さんも「地球温暖化で海水温が上昇する厳しい環境の中、光を当てていただけて嬉しい」と感無量の様子でした。


その後、炊きたての「いちほまれ」のおにぎりと「焼きウニ」が振る舞われ、二人は「一番搾り」とともに絶品のペアリングを堪能。小芝さんは「本当にビールが飲みたくなっちゃう!」と笑顔を弾けさせ、会場全体が温かな多幸感に包まれました。



小芝さん「知らなかった食の裏側。皆さんの努力や挑戦に感銘を受けた」
実際に現場へ赴き、生産者のリアルな声に耳を傾けてきた小芝さんは、今回のプロジェクトを通じて得た気づきを飾らない言葉で振り返りました。
「今回、農家さんや養殖生産者の皆さんからお話を伺って初めて知ることも多く、より食事を楽しみながら生活したいなと思いました。このプロジェクトを通して、私たちを支えてくれている食を知るのもそうですし、それを美味しく届けてくださる皆さんの努力とか挑戦を見ると、自分も頑張りたいと思えるので本当に感銘を受けました。ぜひ皆さんに一番搾りを楽しんでいただきながら、生産者の皆さんを応援してくださると嬉しいです」
食卓に並ぶ料理の裏側にある努力や挑戦を知ることで、日々の食事に対する向き合い方も変わる。小芝さんのコメントからは、日常の食への感謝と生産者への温かな応援の気持ちがまっすぐに伝わってきました。
堤さん「一次産業を支えることは、日本の風景や自然を守ることにつながる」
長年にわたり『一番搾り』の顔として親しまれてきた堤さんは、現地で交わした農家さんとの対話を明かしながら、この取り組みが持つ意味について語りました。
「今回『一番搾りアクション』に参加させていただけて本当に幸せですし、心から応援したいと思っています。ピンチをチャンスに変えようと生産者の方たちが努力されていて、改めて日本の食事に対する感謝の気持ちが生まれました。福井のお米農家さんでお話をしていた時、『お米を守ることも大事なんですけど、僕はこの景色、この風景を守りたいんです』とおっしゃっていたんですね。一次産業を支えて盛り上げていくことは、自ずと日本の原風景や自然を守ることまでつながっていくと思うので、この挑戦が日本の大自然を守ることにつながっていくことを心から願っています」
日常的に「食べる」「飲む」という行為の先にある、日本の美しい自然や食文化を守っていくこと。現地で聞いた生の声を大切に受け止めた堤さんの言葉は、参加した人々の心に静かに染み渡るものでした。
ライターコメント
「食の現場」に足を運び、自らの目で見て、耳で聞いてきたからこそ紡げる言葉には、何物にも代えがたい熱量と重みが宿っていました。
気候変動などの深刻なピンチに直面しながらも、持ち前の明るさと工夫で「新しいおいしさ」へと昇華させる生産者の方々。そして、その情熱に心から敬意を払い、「食を守ることは日本の原風景を守ること」と力強く寄り添う堤真一さんと小芝風花さん。
二人のまっすぐで温かな言葉と美味しそうにビールを味わう笑顔に触れ、私たちが普段何気なく楽しんでいる一杯のビールや日々の食卓が、どれほど愛おしく貴重なものかを改めて実感させられる発表会でした。
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