ボールを手に持って、プールで楽しそうに過ごしているホッキョクグマのマルル=写真提供:釧路市動物園

北海道最大級の動物園でのびのび ホッキョクグマ「マルル」が暮らす釧路市動物園とは

By - emogram編集部・ゆんち
アニマル

北海道の「釧路市動物園」で暮らす人気者、ホッキョクグマの「マルル」。2025年12月、熊本市動植物園から釧路市動物園へやってきたマルル。新しい環境にもすっかり馴染み、元気に過ごしています。今回は、そんなマルルが暮らす釧路の「環境」に注目しました。実はこの時期、気象庁のデータを見てみると、面白い数字が見えてきました。

熊本より10度以上涼しい、10月の釧路

気象庁のデータによると、10月の平均気温は、マルルが長年暮らした熊本市に比べて、釧路市は10度以上も低いのだそうです。

ホッキョクグマは、もともと北極圏の氷の上で暮らす動物。ひんやりとした空気のほうが、ずっと過ごしやすいと考えられます。熊本から釧路へやってきたマルルにとって、この気温差はうれしいプレゼントなのかもしれません。

世界的にも有名な釧路の夕日を眺めるマルル。寒そうだけど、マルルにはちょうどよいのかも=写真提供:釧路市動物園(2025年12月)

日本最東端、北海道最大級の動物園

マルルが暮らす釧路市動物園は、日本国内最東端に位置する、北海道最大級の広さを誇る動物園です。総敷地面積は約47.8ヘクタール。豊かな自然景観を生かした、ゆったりとした造りが特徴です。

園内の「北海道ゾーン」では、タンチョウやシマフクロウといった希少な野生動物をはじめ、エゾリスやエゾモモンガ、エゾヒグマなど、北海道ならではの動物たちを間近で観察することができます。

ボールを手に持って、プールで楽しそうに過ごしているホッキョクグマのマルル=写真提供:釧路市動物園

世界初、シマフクロウの飼育下繁殖に成功した動物園

釧路市動物園は、1995年に世界で初めてシマフクロウの飼育下での繁殖に成功した、重要な保護・繁殖拠点でもあります。

絶滅が心配される希少な野生動物の保護に力を入れてきた同園に、ホッキョクグマのマルルが新たな仲間として加わったことは、大きな意味を持っているのかもしれませんね。

シマフクロウの「ムム」、1995年4月に世界で初めて飼育下自然繁殖に成功した個体=写真提供:釧路市動物園

■釧路市動物園:公式サイト

ライターコメント

熊本よりも10度以上涼しい釧路の秋――。マルルにとっては、むしろ心地よい季節の訪れなのかもしれません。シマフクロウの繁殖で世界的な実績を持つ釧路市動物園で、新しい仲間として迎えられたマルル。これからも、この広々とした北海道の大地で、のびのびと暮らしていってほしいですね。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

釧路市動物園・関連記事

マルルの近況をお届けします 釧路市動物園のホッキョクグマ、札幌から熊本、そして北の大地へ

敬老の日はニジマスのプレゼントも 釧路市動物園「マルル」、シルバーウイークの主役に

釧路市動物園のホッキョクグマ「マルル」からのメッセージ

Google検索で「emogram」を優先表示 ワンクリックで簡単登録

PAGE
TOP