北海道の「釧路市動物園」で暮らす人気者、ホッキョクグマの「マルル」。昨年末、温暖な九州にある熊本市動植物園から釧路市動物園へやってきたマルルは、新しい環境にもすっかり馴染み、元気に過ごしています。今回も、釧路市動物園から届いた写真をもとに、マルルの近況をお届けします。
お座りして、じっとこちらを見つめる
釧路市動物園から届いたマルルの写真は、ちょこんとお座りをしてじっとこちらを見つめていました。遊んでほしそうにこちらを見ていて、できることなら遊んであげたくなってしまいます。

円柱形のおもちゃがお気に入り?
もう一枚は、円柱形のおもちゃを前に、こちらを見つめる一枚。鼓(つづみ)のような形のおもちゃを前に、カメラのほうを向いた瞬間をとらえていました。

ホッキョクグマとおもちゃ、実は深い関係が
ホッキョクグマといえば、ボールやタンク、トロ舟(大型のプラスチックトレー)などで遊んでいる姿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。どの動物園のホッキョクグマも、いろとりどりのおもちゃを前に、かじったり投げたり、ときにはプールに浮かべたりして遊んでいますよね。
これは、動物園で暮らすホッキョクグマには「環境エンリッチメント」と呼ばれる、動物園や水族館の動物が快適に生活できる工夫が積極的に取り入れられていることが背景にあるようです。

もともと広い北極圏を生活圏とする肉食動物であるホッキョクグマは、知能が高く、動くものや新しいものへの好奇心が強い性質を持っています。限られたスペースで暮らす動物園では、さまざまなおもちゃを与えることで、野生での感覚や刺激を保つように工夫されているようです。
マルルが夢中になっているおもちゃも、そうした工夫の一つとして取り入れられているのかもしれません。
■釧路市動物園:公式サイト
ライターコメント
お座りしてこちらを見つめる顔も、おもちゃを前にした顔も、それぞれ違ったマルルらしさがありますね。おもちゃで遊ぶホッキョクグマの姿は、ただの「かわいい」だけでなく、快適に過ごすための工夫でもあると知ると、見る目が少し変わる気がします。マルルも、これからもお気に入りのおもちゃと一緒に、楽しい毎日を過ごしてほしいですね。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。
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