気象庁によると、4日午前3時の観測の結果、鹿児島県・奄美大島の東で、熱帯低気圧が台風15号に変わりました。北上し、6日にかけ西日本から東日本に接近する見込みで、大雨による土砂災害などに注意が必要となります。
各地域にお住まいの皆さんは最新の気象情報を確認し、場合によっては時差出勤や在宅勤務に切り替えるなどの対策をとったほうがよさそうですね。
「気圧のせい」がトレンド入り
そんな台風や、低気圧による大雨などが予報されるたびにSNS上でトレンド入りするのが「気圧のせい」というワード。今回も例にもれず話題になりました。
台風接近や低気圧などによる体調不良は別名「気象病」とも呼ばれ、自律神経の乱れが主な原因となります。
気象病の主な症状は次の通りです。
頭痛、めまい、吐き気、だるさ、眠気、気分の落ち込み(イライラ、不安感)、関節痛
特に女性に発症者が多く、頭痛を訴える人は高校生から20、30代までの女性、関節痛は50代以降の女性に多い傾向があるそうです。
気象病が現れたら…
そんな症状が現れた場合、どうすればいいのでしょうか。次の対策が効果的だと言われています。
・生活習慣の見直し(十分な睡眠)
・血行促進(入浴、適度な運動)
・体調管理(気象情報をこまめにチェック)
SNS上の感情
台風15号の接近に伴い、SNS上では体調不良を訴える人や心配する人の声が多く見られました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「心配・不安」の声(42%)
「お前のせいかー!!今週の気圧変動は」
「自分よかドッグ(犬)たちが心配 吐くからね」
「おおん…気圧の影響を大いに受ける体質なので、覚悟しておこう…気圧の変化によって体調が左右される方、お互いがんばりましょう🥹(もはや根性論)」
「今日眠すぎるの絶対明日のせいだし明日が怖い」
「大変だ!仕事してる場合ではないではないか!」
主な「すでに症状あり」の声(28%)
「朝からダルいのは気圧のせいかもやる気もないし眠い🥱」
「現時点でちょっと頭痛いんだけどこれはただの頭痛か🤕?」
「今日ずーっと目眩してたのはこれか、、、」
「寝覚めが悪いのは爆弾低気圧のせい😱」
主な「共感・理解」の声(18%)
「そうそう気圧がかなり変化する時頭痛やめまい😵💫起こる方多いですよね、、体調気をつけたいものです🙏」
「明日はもうゆるく働く。それでいい」
「通りで朝から体が動かんわけですわ。久しぶりにエナドリと糖質ぶっ込んでようやく『クララが立った!』状態です。ほんましんど……」
主な「ユーモア・冗談」の声(12%)
「そうか、これは気圧のせいだったのか、、、え?まだ来てない?」
「3日前からなにもやる気起きないけど気圧のせいにしとこう…」
まとめ
今回の分析では、台風15号接近に伴う気圧急降下で頭痛やめまい、眠気などの体調不良が起きる可能性があることに対し、すでに症状が出始めている人、明日の体調を心配する人のコメントが多くを占めました。
ライターコメント
筆者は「気象病」の影響をあまり受けない体質なのですが、なぜか今日はいつもより遅く起きてしまいました。在宅勤務だったので大事には至りませんでしたが、もしかしたら連日続いた猛暑も少なからず影響があるのではないかと考えています。皆さんも無理をせず乗り切りましょう。