黄金の便器(サザビーズ提供・共同)

【米ニューヨークで黄金の便器落札!】さすがの日本人SNS黄金コメント「ホテル三日月にもあるわ」「運つきまくり」「ケツが冷えそうなんだけど」

By - emogram編集部ゆんち
喜怒哀楽

「15億円…のトイレ…だと…!?」

世界には、想像を絶するお金持ちがいるものです。

競売大手サザビーズが11月18日、米ニューヨークで黄金の便器を競売にかけ、設定価格の1千万ドル(約15億5千万円)で落札されました。

約100キロの18金で作られ、実際に使用可能な便器

制作者は「アート界のジョーカー」

制作したのは、イタリア人芸術家のマウリツィオ・カテラン氏。風刺的な彫刻などから「アート界のジョーカー」と称される人物です。

バナナをテープで壁に貼り付けた作品でも話題になった人です。

ちなみに、こちらが9億円で売れたバナナ。買ったの誰だよ!(AP=共同)

出品者は大リーグ・メッツのオーナー

ニューヨーク・タイムズ紙によると、出品者は実業家で米大リーグ・メッツのオーナーでもあるスティーブ・コーエン氏

お金持ちが、お金持ちに売る。桁が違いすぎて、もはやよくわからない世界。

過去には盗難事件もおきた大人気の便器

カテラン氏は2016年に「アメリカ」という作品名で複数の黄金の便器を制作。

そのうちの一つは、2019年に英南部オックスフォード郊外の世界遺産ブレナム宮殿で展示中に盗まれ、発見されていないんだそうです。

しかし100キロの便器、泥棒さんはどうやって運んでしょうね。

SNSの反応…ツッコミが止まらない!!

では皆さんの反応を見てみましょう

【ユーモア/皮肉】

「そもそも💩のことを『黄金』って言うからねぇ」

「金でケツ拭けるなんて勝ち組すぎだろ😤」

「使用可能かよりも使用済みかどうかの方が気になる笑」

「あつ森でDIYした〜✨🚽✨」

使用済み…確かに気になります

【驚き/興味】

「運つきまくりじゃん」

「でっかいぃ ウンコしてみたいぃ♪」

「やっぱベンキマンかっこいいよな」(emogram世代に分かるかどうか…)

ベンキマンはキン肉マンに出てくるキャラクターです

【批判的/懐疑的】

「お金が余りすぎたらこういうことに使い始めるんかな?」

「悪徳金融業の社長の家にありそう」

「金持ちが金持ちのことをする、なぜ?」

「トランプ大統領に贈ったら喜ばれるだろうな」

お金が余って仕方ないんだと思います

【実用的考察】

「金だから薬品(トイレ洗剤)には強そうだけど、物理的な力には弱そう。固いブラシでごしごし擦ると傷がつくんじゃない?」

「どこでケツ洗うんだ??」

「ケツが冷えそうなんだけど」

「ホテル三日月グループの竜宮城に『黄金のお風呂』があるから、驚きもしないわw」

確かに、千葉の「龍宮城スパホテル三日月」には「純金風呂」があるようです…

100キロの18金って、どれくらいの価値?

ちなみに、この黄金の便器の価格についてですが…

オークションは当日の金の価格に合わせた金額で開始されました。つまり、18金100キロの「金としての価値」がスタート価格だったということ。

そして入札者は1人しかおらず、設定価格の1千万ドルで落札。手数料込みで1211万ドルとなりました。

つまり考え方によっては、アート作品としての価値は上乗せされず、ほぼ「金の塊」としての価値で落札されたってこと。

15億円って聞くと「アート作品だから高い!」って思いますが、実は金の価値そのままだった、とも言えるわけです。

ライターコメント

現代アートは「いかにびっくりさせるか」にお金が払われるんだそうです。「こんなもの作ったのか!」でびっくりして、「それにこんなにお金を出したのか!」で再度びっくり。この落札劇を含めてアートなんでしょうね。筆者には一生関わりのない世界ですが…。

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