女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(21)が大家直美というヒロインをそれぞれ演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~金曜午前8時、土曜は1週間の振り返り)の第95話が7日放送され、新潟・上越で最大規模を誇る黒川病院の御曹司・黒川勝治(平埜生成さん)が、好条件でりんが1年間だけ黒川病院で働いた後、東京の直美の元へ戻らせることを約束する展開に多くの視聴者から称賛の声が殺到。Xではこの日、「黒川先生」というワードがトレンド入りするなど大きな話題となりました。
赤痢は終息
この日の放送では、黒川やりん、直美たちの尽力によって、新潟のある村で発生した赤痢が終息した様子が描かれました。避病院での作業を終えた直美とりんは、自然と笑みを浮かべながら固く握手を交わします。
りんは、患者に触れることがずっと怖かったこと、しかしアサ(美山加恋さん)に手を握られた時、その手の温かさから「生きている」ことを実感し、もう一度直美と看護婦として働きたいと本心を打ち明けました。直美も「ありがとう。私も…りんを誘いに来たの、本当は」と本音を告白。しかし、東京で立ち上げた派出看護事業は思うように軌道に乗っておらず、一方で、娘・環(英茉さん)を高等小学校へ通わせたいりんには生活費の問題がありました。
りんに1年間だけ黒川病院で働くことを提案
そこへ現れた黒川は、りんに1年間だけ黒川病院で働くことを提案します。「1年で看護婦を1人でも多く育ててほしいんだ。その代わり月12円出す。住む家も用意する。それなら1年間で100円は貯まるだろう」。直美が思わず「先生、太っ腹」と驚くと、黒川は穏やかに笑いながら「その後は大家さんに譲るよ」と続けました。
今回の赤痢対応を通じて、黒川は改めてりんの看護婦としての力を確信していました。提示した条件なら環を高等小学校へ通わせることもできます。りんは提案を受け入れて、直美は、その1年で恵風看護婦会を立て直すことを約束しました。
退職願を提出し看護婦に戻ると校長に伝えるりん
職場に戻ったりんは、校長の望月勘治(関智一さん)に退職願を出し、看護婦に戻ると伝えました。高越日報には看護婦の尽力で早期に赤痢蔓延が防がれたという記事が載りました。それは新聞記者の横沢公輔(井上祐貴さん)が書いた記事。りんは横沢に会い、「あの記事で町の人の伝染病への考えが少し変わったのでは」と礼を述べました。
横沢は「そうでしょう、と言いたいところですけど、人はそんな簡単には(変わりません)。もっと多くの人に私の記事を読んでもらわないと」と切り出し、東京の新聞社へ移ることになったと明かします。りんもしばらくしたら東京に戻ると伝えました。横沢は「じゃあ少しの辛抱ですね!東京で待ってますから」と言いました。
黒川先生に対し「生活のことまで考えてくれるなんて偉大」と称賛の嵐
『風、薫る』の第95話の放送に対し、SNSでは視聴者から様々な反響が寄せられています。
ライターコメント
過酷な赤痢を乗り越え、再び看護の道へ進む決意を固めたりんと直美の固い握手に、思わず胸が熱くなりました。そして何より、りんの生活と医療の未来を見据えた黒川先生の「粋な計らい」には脱帽です。SNSで「#俺たちの黒川」と称賛されるのも納得の格好良さでしたね。新潟と東京、離れた場所でそれぞれの試練に立ち向かうりんや直美、そして東京で待つ横沢など、それぞれの1年後がどのように交差していくのか。来週からの展開も非常に楽しみです。
『風、薫る』過去記事
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