千葉県にある市川市動植物園で、サル山の群れ入れを目指して日々奮闘しているニホンザルの「パンチくん」。現在、同園ではサル山のサルがより快適に過ごせるようサル山に日除けを設置する工事の計画が進められており、9月にはしばらくの間、サル山の観覧ができなくなります。まだこの週末はパンチくんたちに会いに行くことはできますが、少し寂しい気持ちになっている人もいるのではないでしょうか。emogramでは少し前の写真をひも解き、パンチくんの成長を振り返ってみたいと思います。
黒い体毛とサイズ感がたまらない

昨年、市川市動植物園のサル山で生まれた赤ちゃんはパンチくんだけ。そのため、サル山ではひときわ小さく、また体毛が黒っぽかったパンチくんは一目で見つけることができました。
5月ごろのパンチくんの写真を見ると、現在の姿よりもまだまだ体毛が黒く、あどけなさがたっぷりと残っています。小さな体で周囲を不思議そうに見つめるクリクリとした瞳や、一つひとつの一生懸命な仕草は、見ているだけで日々の疲れが吹き飛んでしまうほどのかわいさです。

精神的な支えだった「オランママ」の存在
そして、このころのパンチくんを語る上で欠かせないのが「オランママ」の存在です。オランママとは、パンチくんが生まれた直後から、母ザルの代わりに抱えて育ったオランウータンのぬいぐるみのこと。
人工哺育で育ったパンチくんにとって、このぬいぐるみは安心できる「お守り」のような存在だったのかもしれません。自分よりもずっと大きなオランママにぎゅっとしがみつく小さな姿、多くの人が覚えているのではないでしょうか。「絶対に元気に育ってほしい」という応援の輪を広げるきっかけにもなりました。

ライターコメント
現在の元気いっぱいで少しお兄ちゃんになったパンチくんの姿も大好きですが、黒い体毛とオランママにしがみつく姿もかわいいですよね。たった数カ月でこんなにも成長するのかと、生命力の強さに驚きます。こうして過去のパンチくんの成長記録を眺めていると、時間がたつのも忘れてしまいます。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。
市川市動植物園・関連記事
パンチくんロスも我慢 市川市動植物園のサル山工事に寄せられ続けるファンの温かい声
がんばったねパンチくん 市川市動植物園がサル山の日除け整備工事の9月実施を発表
人工哺育の裏側に迫る 市川市動植物園パンチのショートムービーが大反響







