日本航空グループの格安航空会社（LCC）、ジェットスター・ジャパンは3月3日、女性だけで運航する特別便を成田発着で実施しました。運航したのは成田―福岡間で、機長や客室乗務員、航空機誘導や整備もすべて女性が担当しました。
3月8日に迎える国際女性デー50周年を前に、航空業界で活躍する女性を知ってもらうために企画されました。
2023年10月時点で、ジェットスター・ジャパンの女性のパイロットは全体の3.4%と、全職種の中で最も比率が低い状況です。パイロットは、歴史的に男性の比率が高いためで、ジェットスター・ジャパンでは女性の積極的な登用を進め、この比率は少しずつですが増えてきているのだそうです。今回の女性だけによる運航についてXでは「いいですね。応援します」などの声があがっていました。
国際女性デーは、アメリカ・ニューヨークで女性労働者が婦人参政権を求めてデモを起こしたのが起源となり、女性の権利や地位向上を目指し、1975年3月8日に国連が制定しています。
