16日、「ヒール」というワードが突如Xでトレンド入りしました。
「なんだろう?」と気になったので、諸々辿ってみると、とあるXユーザーが「ヒールの靴はかなくなったよね」とポストしたことに、数多のユーザーたちが反応したからのようです。
きっかけとなったポストへのリプライだけでなく、引用などでも、これまでヒール靴を履いていた人から「どうしてハイヒールの靴」を履かなくなったのかと推察合戦という事態に発展しており、非常に興味深い状況となっています。
SNSの反応
そんなSNS上に寄せられたコメントを、emogram編集部では独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。

「健康・実用性の観点」(40%)
「8cmが好きでよく履いていましたけど外反母趾になってきました…」
「高さによるけど体にいい履き物ではないわね」
「東日本大震災で徒歩帰宅した人は、ヒールなんて2度と履かないと言ってたな」
「敵に追われた時に走って逃げられる靴しか選ばないようにしてる」
「ファッション・見た目の評価」(25%)
「ヒールは好きなので、可能な限り履き続けるよ」
「私は年齢が上がったのでハイヒールを控えるようになったけど、最近は年齢関係なく皆さんローヒールかスニーカーなんですかね・・・ルブタンとか憧れるけどなあ」
「社会・文化的変化」(20%)
「男並みに働く人が増えてただでさえ体力がない女性は疲労度の高いヒールを履かなくなった」
「オフィスでの規定が緩和されたこともそうですし、災害時など『帰宅難民になった時にまともに歩けない・何かあった時に走って逃げられない』という理由もありそうで…」
「個人的な経験・習慣」(15%)
「ハイヒール好きだけど、子供が産まれたらもう履けずにスニーカー。それと満員電車でも踏ん張れないので、通勤もスニーカー」
まとめ
今回の分析では、多くの人が外反母趾や腰痛、膝痛などの健康上の理由から、そして、災害時の避難、長時間歩行の苦痛といった実用性の観点からハイヒールを敬遠する傾向にあるということが分かりました。とりわけ東日本大震災以降に履かなくなったという声が複数見られました。一方で、ハイヒールの見た目の美しさを評価し、特別な場面では履きたいという意見も多く、完全になくなることを惜しむ声もあります。社会的には、女性の働き方やファッショントレンドの変化、特に就活や職場でのハイヒール強制に対する批判的視点も見られました。
ライターコメント
「ハイヒール好きは履けば良いし、そうでなければローヒールでもなんでも良いよね」というのが一番なのかな、と思いましたが、日本は災害大国ですので「万が一」を想定しておくのも重要かなと思いました。












