この週末も、サル山の群れ入り目指して奮闘中のパンチくんに会おうと、多くの人でにぎわった市川市動植物園。きょう15日の日曜日は、昨日を上回る来園者数となったようですが、大きな混乱もなく「穏やかな夕暮れ」を迎えることができたようです。公式Xの投稿を交えながら、驚きと工夫に満ちた園内の様子をレポートします。
「先頭の方はハワイから!」海を越えるパンチくん人気
朝から駐車場が満車間近となる中、スタッフがいつものように列の先頭の人にどこから来たのかと声をかけると、驚きの答えが返ってきたそうです。
公式Xより:「今日の方はなんと、ハワイでした」
ついにパンチくん人気は国境を越え、太平洋を渡ってハワイにまで届いていたようです。
この日の12時時点での入園者は約2,500人と、昨日の2,000人を上回るペースでしたが、「スタッフの頑張りと皆様のご協力もあってスムーズな入園ができています!」(公式Xより)とのことで、このところ日曜日に行われていた入場規制もせずに済んだようです。
同日10時過ぎに米マイアミで行われた野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝で、日本代表がベネズエラ代表と対戦していた影響もあったのでしょうか…(結果は5-8での敗北)。
サル山のルールを守る「頑丈な新装備」
観覧マナーとして呼びかけられている「最前列10分交代ルール」を徹底するため、園では新たな対策を講じています。
これまではコーンとバーで観覧場所を仕切っていましたが、寄りかかって壊れてしまうこともあったため、「頑丈な工事現場用のバリケード」を新たに導入。スタッフが定期的に巡回し、交代を呼びかける体制を整えました。

この規制ゾーンはマナーを守るためだけでなく、「ニホンザルへの人間の視線によるプレッシャーを軽減してくれる」という、サルたちへの優しさも兼ね備えているそう。スタッフの懸命な呼びかけにより、以前よりもルールが守られるようになってきたとのことです。
110円で3分間の旅?「ハイコスパ」な園の魅力
混雑が落ち着いた午後の公式Xでは、園の隠れた人気スポットについても紹介されました。
公式Xより:「サル山観覧が終わったらぜひ奥のミニ鉄広場へ。1周3分以上も楽しめる鉄道が大人でも110円!市川市動植物園はハイコスパな施設なのです」

パンチくんだけではない市川市動植物園。こうした「お財布に優しく、大人も子供も楽しめる」施設が充実しているところも、大きな魅力です。
ライターコメント
市川市動植物園は決して広くはありませんが、その「密度」がとにかく濃いんです。日本に7頭しかいないスマトラオランウータンのうち4頭がいたり、大きなカメがお散歩していたり。さらに、かつて見たことないほど大きなウシなど、驚くような見どころが凝縮されています。一度足を踏み入れた人は、そのディープな魅力にハマると思います。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。












