パンチくん人気で賑わう市川市動植物園(千葉県)のサル山で、新たに生まれたニホンザルの赤ちゃん。その市川市動植物園の公式Xから、大切なお知らせが届きました。 新しく生まれた赤ちゃんサルは、現在お母さんのもとで元気に過ごしているという報告とともに、サル山周辺の観覧規制エリアの拡大を発表しました。
明日から観覧エリアを変更
サル山のサルたちは、私たちが考えている以上に観覧エリアから注がれる人間の視線に敏感です。パンチくんブームで来園者が増加したことを受け、市川市動植物園ではサル山周辺にバリケードを設置。サルたちのストレスを少しでも減らすとともに、柵の内側に手を伸ばしてスマートフォンを入れて撮影するのを防ぐ狙いもありました。
そして今回、新たに赤ちゃんが生まれたため、さらにバリケードの位置を柵から離して設置し直し、規制ゾーンを拡大しました。
公式Xより:「生まれた赤ちゃんサルは元気に過ごしています。 この母子にできるだけ落ち着いた環境で過ごしてもらうことが私たちの願いです。 明日から、サル山外周の観覧規制エリアを写真のとおり拡大することとしました」

来園者にとっては、サル山のサルたちからさらに離れてしまうことになりますが、繊細な時期にあるサルの赤ちゃんと母ザルをはじめ、サル山のサルたちのストレスを最小限に抑えるためのものです。
市川市動植物園の決定に賛成の声
この公式Xの投稿に対し、SNSには温かな反応が寄せられました。
動物を第一に考えた対応については、「いつも動物ファーストな対応をありがとうございます!」「赤ちゃんとサル山のみんなのためなら、不便なんて言いません」といった声が寄せられました。
また、「遠くからでも、元気に育っているのが分かれば十分幸せです」という声も。温かなファンの気持ちが伝わってきます。
少し遠くなったサル山で、双眼鏡を片手に、あるいは心の目を使って。市川市動植物園の新しい物語を、これからもみんなで大切に育んでいきたいですね。
ライターコメント
本来は「動物を見せる場所」であるはずの動物園が、あえて「見えにくくする」という選択をしました。その決断の裏には、サル山周辺がいまだ騒がしい状況にあるということなのかもしれません。どうすればサル山のサルたちが安心して過ごせるのか。私たち来園者一人一人が、マナーを改めて見つめ直す必要があるのかもしれません。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。






