食通で知られるお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さん(52)が1月25日、食べ歩きの模様を紹介する公式ブログで動画を更新しました。
今回、渡部さんが紹介したのは東京・中目黒にある関西風おでんとこだわりの地酒を提供する居酒屋「関西煮 理(おさむ)」です。
元々、三重県で30年近くおでん屋を手掛けた店主が、2022年末に中目黒に出店し「瞬く間に人気店になったお店」ということです。
おでんの出汁には醤油や牛すじ、とんこつを使わず「コロと言われるクジラの皮(鯨の皮脂肪を鯨油で揚げたもの)とかを使って、おでんのお出汁を濁らせないように旨味を出すというお出しの取り方」ということです。
渡部さんによれば、関西風の透き通ったきれいな出汁と海苔が入ったおちょこが供されたといい「いわゆる関西風あっさりなんだけど、その中でもしっかり旨味がある非常に面白いお出汁なんです」と、そのレベルの高さを絶賛しました。
おでんの「牛すじ」には「さすが三重県ということで松坂牛を使った牛すじが出てきて、この出汁とカイワレのちょっとした苦みが非常に合いました」。
おでんの盛り合わせには「ヤングコーン、タケノコ、大根、子供も大好きなウインナーがあったり、がんもとフキ、お出しが染みる系の食材を楽しんで」と視聴者に呼びかけました。
渡部さんは、同店の別の名物も紹介しました。1つが「蛤ラーメン」です。「三重県桑名は蛤有名ですが、蛤で取って一見あっさり風ですが、スープは非常に濃厚な蛤がガツッとくるスープ。麺は盛岡の冷麺とかに使われる米粉の麺使っているんですよね。なので、中華麺じゃない。ちょっと面白いことをしたいということで、この麺を使っているということで、もちっとした触感と蛤出汁、非常に美味しいですね」と称賛しました。
もう1つの名物が「鉄板リゾット」です。「看板メニューというか、誰もが動画を撮りたくなるような一品なんですけれども、いわゆるステーキを乗せるようなあつあつの鉄板に黒米と白米を混ぜて乗せて、味付けがちょっと反則的で、塩コショウ、ガーリックの味に、最後、トマトを乗せておでん出汁をざーっとかけるということで、チーズもあるということで、もうね、これはある意味、ジャンクな味付けなんですけども、これはどう考えても美味しいやつですね」とこちらも絶賛していました。
ただ、同店は完全予約制のため「ふらっと行く前に1本電話予約してください」と、注意を呼び掛けることも忘れませんでした。
【関西煮 理】東京都目黒区上目黒2・16・1 リードシー中目黒3F(完全予約制)