よこはま動物園ズーラシアは4月28日、公式サイトを更新し、「よこはま動物園からのお願い(SNS等のご利用について)」と題した声明を発表しました。今年2月に急逝したホッキョクグマの「ゴーゴ」に関連し、事実に基づかない情報の発信や、職員に対する誹謗中傷が確認されている事態を受けたものと思われます。
突然の別れと、これまでの経緯
ロシアで生まれ、天王寺動物園(大阪市)を経てズーラシアにやってきたホッキョクグマのゴーゴは、その愛らしい姿で全国のファンから絶大な人気を集めていました。しかし今年2月、とくしま動物園への移動準備のために麻酔を行った際、呼吸停止および心停止となり、死亡しました。
多くのファンが悲しみに暮れる中、ズーラシア側も事態を重く受け止め、その後の詳しい調査結果や経緯について、公式サイト上で4回にわたり詳細な報告を行ってきました。
事実と異なる情報や、職員への誹謗中傷が発生か
動物園側の丁寧な報告が続く一方で、現在、インターネット上では憂慮すべき事態が起きているようです。4月28日に更新された公式サイトのお知らせでは、以下のように現状が報告されています。
公式サイトより:「現在、メールや電話、インターネット、SNS等におきまして、事実に基づかない情報の投稿、個人情報の無断掲載、職員に対する誹謗中傷があることを確認しています」
行き場のない悲しみが、誤った情報の拡散や、日々最前線で動物の命と向き合っている職員への攻撃という形に変わってしまっているようです。
警察への通報や法的措置も視野に
ズーラシアはこの件に対し、「節度ある利用をお願い」するとともに、毅然とした態度で臨む方針を明言しています。
公式サイトより:「なお、職員に対する侮辱や名誉棄損、脅迫、プライバシー侵害等の行為に関しましては、警察への通報や法的措置も含めた対応を行ってまいりますので、引き続き皆様のご理解とご協力をお願いいたします」
ゴーゴへの想いは「お手紙」で
現在、ズーラシアの「アマゾンセンター」では、5月15日(金)まで、ゴーゴの写真掲示とともに、ゴーゴへのお手紙を投函できる専用のポストが設置されています。
■よこはま動物園からのお願い(SNS等のご利用について)
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/details/2026/post-558774.php
ライターコメント
たくさんの人に愛され、たくさんの人を笑顔にしてくれたゴーゴ。突然のお別れに、まだまだ寂しい気持ちを抱えている人も多いと思います。でも、ゴーゴが私たちに与えてくれた温かい思い出は、これからもずっと色褪せることはありません。たくさんの「ありがとう」と感謝の気持ちを手紙にして、アマゾンセンターの投函箱へ届けに行きたいと思います。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。






