千葉市動物公園で同居練習を進めている、ゴリラのモンタとモモカ。多くのファンが見守る中、2頭は週に1回の同居練習も順調に進んでいるそうです。今回は、担当飼育員に、昨年引っ越してきたモモカが新しい環境に適応したときの様子や、モンタの日常の微笑ましい様子などを伺いました。
環境の変化を乗り越えて
昨年10月、上野動物園から引っ越してきたモモカ。飼育員によれば、最初はやはり環境の大きな変化に戸惑い、食欲が落ちたり、不安を感じたときの兆候がわかるような便が出ることもあったといいます。
それでも、新しい住環境やご飯にも少しずつ慣れていき、数カ月が経つころにはすっかり千葉の環境に順応したそうです。
担当飼育員:「もともと好奇心旺盛なモモカですが、今では人が来ると、展示場から『どんな人が来たんだろう』とよく観察しています。また、壁の向こうにいるモンタのことも格子越しに興味津々で見つめています」

「早くよこせ!」食欲旺盛なゴリラたちの主張
ゴリラは温和で優しい動物と言われることがありますが、自己主張の強さもあるようです。例えば、飼育員がモモカに格子越しにご飯をあげていると、背後からモンタが「すぅー」っと近づいてきて、〝こっちにもよこせ〟と言わんばかりに扉をバンバンと叩いて催促してくることもあるのだとか。
担当飼育員:「結構音が大きいので、怖いなあと思うこともあります」
さらに、2頭ともものすごく食欲旺盛なのだとか。
担当飼育員:「ご飯をゆっくり探しながら食べてもらいたくて、ほかの部屋にいるあいだに外の飼育場のあちこちに食べ物を隠しておくのですが、2頭とも飼育場に来たとたんにすぐに見つけて食べきってしまうんです。〝健康優良児〟というか、もう見つけてしまったのかと驚く半面、元気でよかったと感じる瞬間です」
性格も好みも違うという2頭。そんな2頭はこれからどんな家族になっていくのでしょうか、これからもますます目が離せません。
ライターコメント
扉をバンバン叩いておねだりするモンタや、人を観察するモモカ。2頭と飼育員が繰り広げる日常を想像して、思わず笑顔になりました。2頭の同居がうまくいくように、これからも見守っていきたいと思います。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。






