年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」(81)
こんにちは、年間600軒のレストランや酒場を食べ飲み歩き、グルメ情報を発信しているグルメハンターのハツです。
東京の東側、独自の酒場文化が色濃く残る錦糸町。最先端の商業施設が立ち並ぶ一方で、一本路地に入ると、どこかホッとする下町の情緒が顔を覗かせます。そんな錦糸町の地で、なんと40余年もの間、毎夜多くの愛酒家たちの胃袋と心を掴み続けている老舗があります。それが今回ご紹介する「ろばた焼き 海賊」です。

暖簾をくぐる前から漂う、どこか懐かしい香ばしい香り。今回は、錦糸町駅徒歩3分という好立地にありながら、一歩足を踏み入れれば昭和の黄金期にタイムスリップしたかのような体験ができる名店です。
目の前で焼き上がるライブ感!大きなしゃもじで届く熱々の炉端焼き
お店の主役は何と言っても、店名にもある「ろばた焼き」です! 18席ある広々としたカウンター席の目の前には、全国から集まった旬の食材がずらりと並んでいて、見るだけでワクワクしちゃいます。

注文が入ると、職人さんが遠火の強火でじっくりと素材の旨味を閉じ込め、絶妙な火加減で焼き上げていくのですが、その手際の良さはまさにプロの技。しかも、焼き上がった料理は、炉端焼きの伝統スタイルである「大きなしゃもじ」に乗せて目の前まで届けてくれます!この瞬間、テンションが上がらない人はいないはず。
職人さんが絶妙なタイミングで火から下ろす「地はまぐり」は、身がぷりぷりと驚くほど柔らかく、噛むたびに濃厚な貝の旨味がじゅわ〜っと溢れ出します。

「そら豆」は皮ごとじっくりと真っ黒になるまで焼き上げることで、中の実が自身の水分で蒸し焼き状態に。ホクホクとした食感と優しい甘みがダイレクトに伝わり、お酒がどんどん進みます。

圧倒的なコスパと鮮度!豊洲直送の海の幸「海賊王盛り」
炉端焼きと並ぶ、お店の看板が「お刺身」です。「海賊」という名にふさわしく、豊洲市場の信頼できる目利きから毎日仕入れる魚介は、どれも一目でわかるほどツヤがあって角が立っています。

ここで絶対に注文してほしいのが、名物の「海賊王盛り」。一切れ食べれば、その弾力と脂のノリに驚くはずです。イカの甘み、白身のコリコリとした歯ごたえ、マグロの濃厚な旨味。人数に合わせて3種、5種、7種、9種と選べるのも、使い勝手が良くて嬉しいポイントです。
圧巻の50種類!グランドメニューから隠し酒まで揃う日本酒
美味しいお魚とおつまみがあれば、欲しくなるのが日本酒ですよね。「海賊」では、全国各地の銘酒が常時50種類以上も用意されています。

どれを飲むか迷ったら、ぜひ「日本酒飲み比べ」を試してみてください。すっきりとした辛口から、お米の甘みがふんわり広がる芳醇なものまで、自分の好みのペアリングを探す時間がとても楽しくて贅沢に感じられます。少し甘めに出汁を効かせた、ふっくらジューシーな「だし巻き」とお酒を合わせると、もうお箸が止まらなくなっちゃいますよ!

40年以上も愛され続ける名店
木の温もりが心地よい店内には、カウンター席のほかにテーブル席や10名程度まで入れる座敷も完備されています。仕事帰りの会社員、何十年も通う地元のご年配夫婦、レトロな雰囲気を楽しむ若い世代まで、本当に幅広いお客さんで賑わっています。

新旧のカルチャーが交差する錦糸町で、変わらない価値を提供し続ける「ろばた焼き 海賊」。仕事終わりにふらっと一杯、あるいは大切な仲間との飲み会に、五感で楽しむ昭和の夜を体験しに足を運んでみてはいかがでしょうか。
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