市川市動植物園(千葉県)といえば、YouTubeの市川市公式チャンネルで配信されている2本の「パンチくん動画」が合計250万再生を超える大ヒットを記録しています。1本は、担当飼育員から見たパンチくんや園の魅力を語る内容で、もう1本は、担当飼育員が未公開写真を振り返りながら本音を語る内容です。安永崇課長に聞くと、そこには市川市ならではの〝成功のカギ〟がありました。
市川市役所内に存在する映像の〝プロ集団〟
プロ顔負けの動画は、一体どのようにして生まれたのでしょうか。
安永課長:「市川市には広報広聴課という、市全体の広報を司る部署があるの
どおりで、市川市の公式YouTubeチャンネルには、プロ顔負けの動画がたくさん並んでいるわけです。パンチくんの動画企画は、今年3月ごろから動き出していました。
安永課長:「われわれが撮った動画などを公式Xで流すだけではなく、飼育員がこれまで撮影した生の動画や映像を『記録』としてしっかり残したいという思いは持っていました。なので、ぜひあのクリエイティブチームにやってほしいと思い、広報広聴課にお願いしたんです」
「見た方の心を打つような動画に」安永課長が込めたオーダー
企画の段階で、安永課長からも構成のアイデアやオーダーを出したそうです。
安永課長:「企画段階で私も注文を出しました。市川市動植物園の持つ〝温かみのあるイメージ〟や〝誠実な運営〟というものが伝わり、『見た方の心を打つような動画にしてください』とお願いしました」
現場の飼育員が愛情を込めて撮りためてきた、パンチくんの未公開映像の数々。そこに、飼育員2人の飾らない言葉を乗せ、市役所内のプロのクリエイターたちが絶妙な編集で紡ぎ上げたのです。
あの世界中を感動させた動画は、市川市職員の持つ愛情と熱意、そ
ライターコメント
116万回再生という驚異的な数字を叩き出した動画の裏側に、こんな素晴らしいチームプレイがあったとは驚きました。市役所の中に映像編集のプロフェッショナルチームがいることにも驚かされますが、外部への委託ではなく「組織内の制作チーム」が手がけたからこそ、これだけ市川市動植物園と担当飼育員さんを深く掘り下げた、温かな作品に仕上がったのだと感じます。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。






