福井県にある鯖江市西山動物園で、人工哺育で育てられているレッサーパンダ「かのこ」のオスの仔に、新しいお友だちができました。その名も「スズメちゃん」。まんまるのスズメのぬいぐるみと、全身でじゃれ合う姿が公式Xで公開され、見る人を笑顔にしています。
きっかけは、丸めたタオル
スズメちゃんがやってきたのには、ちゃんと理由がありました。
公式Xより:「タオル交換のために丸めて置いていたタオルでよく遊んでいたので、『乗れるくらい大きくて、やわらかくて、思わぬ方向に転がりそうなものはないかな?』と探していたところ、スズメちゃんが仲間入りしました」

スズメといっても、その姿はほとんどボールのような真ん丸。しかも、仔より一回り大きなサイズです。動画では、そのスズメちゃんに飛びついたり、しがみついたり、一緒にころんと転がったり。
布地がつかみやすく、ボールのように予想外の方向へ転がっていくのが楽しくてたまらない様子で、見ていると、雨続きでどんよりしていたこちらまで明るい気持ちになります。
遊びながら、体の使い方を覚えていく
公式Xより:「遊びの中で、自分の体の動きに合わせて物が動くことや、予想外の動きに対応することなどを学んでいきます。スズメちゃんは、出会ったその日からお気に入りになったようです」

思えば生まれたばかりのころ、この仔のそばにはいつもレッサーパンダのぬいぐるみがありました。最初は自分よりずっと大きかったそのぬいぐるみも、気づけば追い越すほどに成長。
そして今、また自分より大きな新しいぬいぐるみと、今度はしがみつくのではなく、全力で遊んでいます。同じ「ぬいぐるみ」でも、付き合い方がすっかり変わったところに、この数カ月の成長が見えてきます。
「ぬいぐるみが遊んでおる」の声も
この投稿には、たくさんのコメントが寄せられました。
「ぬいぐるみが遊んでおる」
「スズメちゃんの方がまだだいぶ大きいのですね」
「プロレスですね〜ずっと見ていられます」
「いい遊び相手になってますね」
ふわふわの仔とまんまるのスズメちゃんが転がり合う様子は、確かにぬいぐるみ同士が遊んでいるようにも見えます。
なお、この仔と、かのこが育てているお姉ちゃんの一般公開は、10月7日(水)から始まる予定です。当面は赤ちゃんの体力を考え、14時から14時20分までの20分間の公開になるそうです。

■鯖江市西山動物園公式Xより:スズメちゃんと遊ぶ動画
ライターコメント
丸めたタオルで遊ぶ姿を見て、「もっと楽しめるものはないかな」と探してくれた飼育員さん。その気持ちに応えるように、出会ったその日からスズメちゃんに夢中になるレッサーパンダの仔。まんまるのスズメちゃんに飛びついては一緒に転がる姿を、何度も繰り返し見てしまいました。公開が始まったら、いつかスズメちゃんと遊ぶ姿も見られるといいなと思います。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。
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