千葉県の市川市動植物園から、悲しいお知らせが届きました。同園で暮らしていたレッサーパンダの「優花(ユーファ)」が、9月23日に亡くなりました。3つ子で生まれたうちの1頭で、13歳でした。
前日まで元気だったのに 急な体調の変化
市川市動植物園の公式サイトによると、優花は前日の22日も餌を食べ、元気に運動場に出ていたといいます。しかし昼ごろから様子がおかしくなり、その日はお部屋の中で静かに過ごすことに。
翌朝、飼育員が早めに様子を見に行くと、元気なく横たわっている優花の姿がありました。急いで動物病院へ移し、獣医師とともに懸命の治療が行われましたが、及びませんでした。発表によると、死因は腸閉塞と見られています。

同園生まれの3つ子の1頭 「人に慣れた美人さんでした」
優花は市川市動植物園で生まれ、飼育員の手で育てられた3つ子のうちの1頭。人にとてもよく慣れていた性格で、自身も3頭の子を産み、母となりました。公式サイトでは「目鼻立ちくっきりの美人さんでした」と紹介されており、来園者からも長く愛されてきた存在だったことがうかがえます。
同園では9月25日より、レッサーパンダ2号舎前に献花台を設置。11月1日まで、優花を偲んで花を手向けられるようになっています。また明日26日、執り行われる動物慰霊祭でも、優花のための追悼が行われる予定です。
「ありがとう」「安らかに」 SNSに相次ぐ別れの言葉
公式Xの投稿には、優花との別れを惜しむ声が数多く寄せられています。
「本当に悲しい…かわいいかわいいユーファちゃん、今までありがとうございました」
「どうか安らかに ご冥福をお祈りいたします」
「22日は元気に見えたのに お空でライチやムギと楽しくすごしてね」
「優花…お星様になったんですね。最後まで飼育員さん、獣医師さんに見守られてて本当に良かった。今度は、お空の上から皆んなを見守っていてね」
「ユーファちゃん、最後に会えて良かった。来週お花持って行きます」
「お空で一緒に楽しく過ごしてね」と呼びかけるファンの声もありました。優花が家族に囲まれながら長く歩んできた歳月の重みが、コメント欄からも伝わってきます。
■市川市動植物園公式サイトより:レッサーパンダの優花(ユーファ)が亡くなりました
ライターコメント
前日まで元気に運動場へ出ていたという優花。急な別れに、驚きとともに深い悲しみの声が広がっているのが伝わってきます。3つ子として生まれ、飼育員の手で育てられ、やがて自らも母となりましたが、天国へ旅立ちました。13年という歳月、多くの人に「美人さん」として愛され続け、たくさんの人を笑顔にしてくれました。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。
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