三戸町公式Xより

お墓参りに「ねこ」がやってきた!? 青森県三戸町が魅せる、絵本作家・馬場のぼる先生への恩返し

By - emogram編集部・ゆんち
アニマル

春の柔らかな光が差し込む青森県三戸町の墓地に、少し不思議で、温かい一行の姿がありました。命日を迎えた作家へ感謝を伝えるため、町長とともに現れたのは…青い毛並みにすました顔、世代を超えて愛される絵本の主人公『11ぴきのねこ』だったのです!

馬場先生、これからも見守っていてね

4月7日は、不朽の名作『11ぴきのねこ』シリーズの生みの親であり、三戸町出身の漫画家・絵本作家である馬場のぼる先生の命日でした。

三戸町公式Xより

公式Xに投稿された写真には、色鮮やかな花を手向け、静かに手を合わせる町長と「ねこ」の姿が。この「ねこ」が墓前に立つ光景は、三戸町にとってはごく自然な光景です。なぜなら、ここは「ねこ」たちが活き活きと暮らす、『11ぴきのねこ』のホームタウンだからです。

町中「ねこ」だらけ! 三戸町はまるで巨大な絵本

三戸町は、馬場先生の功績を称え、キャラクターを活用した「11ぴきのねこのまちづくり」を全力で進めています。その徹底ぶりは、ファンにとってまさに「聖地」そのもの。

三戸町公式Xより

町のあちこちには、個性豊かな「ねこ」たちの石像が建っています。もちろん、「とらねこたいしょう」の石像もあります。そして街中を走るのは、全面にねこたちが描かれた「ラッピングバス」です。また三戸町の公式HPを開けば、ねこたちが至るところでナビゲートしてくれます。

三戸町は、町全体が馬場先生の描いた優しい世界観に包まれているのです。

色褪せない自由とユーモア

馬場先生が描いた『11ぴきのねこ』たちは、ちょっぴり食いしん坊で、自由奔放。そんな11ぴきがいまも町の人々に愛され、主役として活躍している姿に、馬場先生もきっと喜んでいるのではないでしょうか。

三戸町公式Xより

公式Xで投稿された「これからも、11ぴきのねこのまちづくりを進めてまいります!」という決意。 三戸町の空の下、11ぴきのねこたちの愉快な大冒険は、これからもずっと続いていきます。

ライターコメント

『11ぴきのねこ』は私自身も大ファンでしたが、子供たちも大好きで、何度も読んだ思い出の本です。中でも小学生になった息子は、特大のあほうどりが出てくる「11ぴきのねことあほうどり」がお気に入りで、今でもときどき開いて読んでいます。絵本の中のキャラクターが世代を超えて大切にされている三戸町。いつか親子で「ねこ」たちに会いに行くのが、今の私の楽しみの一つです。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

ゆんちの最新記事

日本屈指の〝激しすぎる〟入社式! 鴨川シーワールドの新入社員を待ち受けていた「シャチからの洗礼」