千葉市動物公園公式Xより

飼育員に聞く 群れ育ちのモモカとずっと1頭だったモンタ、千葉市動物公園で進むニシゴリラの同居

By - emogram編集部・ゆんち
アニマル

千葉市動物公園で現在、来園者の熱い視線を集めているのが、ニシゴリラの「モンタ」と「モモカ」です。ずっと1頭で暮らしてきたオスのモンタと、昨年、上野動物園から引っ越してきたメスのモモカ。ゆくゆくは赤ちゃんの誕生も期待される2頭の週1回の「同居」が、いよいよ本格的に始まっています。 今回は、担当の飼育員に気になる2頭の最近の様子を伺いました。

群れ育ちのモモカと、1頭暮らしだったモンタ

モモカはもともと東京の上野動物園で生まれ、群れの中で暮らしてきたゴリラです。そのためほかのゴリラに対する好奇心が旺盛で、お見合いを始める前から、壁越しにモンタの様子をよく観察していたそうです。

一方で、モンタは長く1頭で暮らしてきました。飼育員も「モモカに対して攻撃するなどということはないだろう、とは思いましたが、どういう反応を示すかまったく分からない部分も多かった」と、未知数のペアリングに不安を抱えていたと言います。

予想外!モンタからのアプローチ

そして始まった同居練習。飼育員は「好奇心旺盛なモモカの方からアプローチをかけ、それに対してモンタが反応するだろう」と予想していました。しかし、いざペアリングを始めてみると、なんとモンタの方からモモカへ興味を示して近寄るようなシーンが観察できました。

これには飼育員も驚いたそうですが、2頭とも極端に嫌がることはなく、良い距離感を保ちながら同居の練習は進んでいます。「思ったよりもスムーズで、一安心しています」(飼育員)と、ホッと胸を撫で下ろしていました。

千葉市動物公園公式Xより

少しずつ、2頭の時間を増やしていく

現在、同居練習は週に1回、休園日のお昼の数時間だけ行われています。それ以外の時間は、1頭ずつ飼育管理をしている状態です。今後は2頭の反応を見ながら、少しずつ同居の時間を長くしていくことを目標にしているとのこと。

焦らずゆっくりと距離を縮めていくモンタとモモカ。2頭のペースで育まれていく新しい絆を、私たちも温かく見守っていきたいですね。

ライターコメント

ずっと1頭で過ごしてきたモンタが、自分からモモカにアプローチしたという話、なんだか胸が熱くなりました!モモカという新しい存在が、モンタの世界を大きく広げてくれたのかもしれませんね。週に1回、数時間の貴重な時間。2頭が少しずつ「家族」になっていく未来を、これからも応援していきたいです!

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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