女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(21)が大家直美というヒロインをそれぞれ演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~土曜午前8時)の第78話が15日放送され、りんが新潟・上越で新たな人生を歩み始める一方、東京では直美が一ノ瀬家を支え続け、それぞれが新しい役割と向き合う姿が描かれ、今後の展開への期待から、Xではこの日、「風薫る」というワードがトレンド入りしました。
「すてーきなおぐしですてー」と皮肉を言われるりん
新潟・上越に着いたりんは、羽田の妻・テツ(横澤夏子さん)から「東京らんだかね…どおりで。すてーきなおぐしですてー」と洋髪の皮肉を言われ、さらに政治運動のビラを渡されるなど、東京とは異なる土地柄に戸惑います。
「早速、生徒たちと話をし、親しくなりました」と綴るりん
赴任先の高越女学校では、校長・望月勘治(関智一さん)が出迎えました。女学生の長見久(近藤華さん)や岩瀬常(河村ここあさん)らは洋髪に憧れながらも、家族と離れて暮らすりんを「かうぇーそ(かわいそう)」と口にします。
りんは家族への手紙に、その言葉は書かず、「早速、生徒たちと話をし、親しくなりました」と前向きに綴りました。
りんから届いた手紙を囲む東京の一ノ瀬家
一ノ瀬家では、りんから届いた手紙を囲み、「シマケン」こと島田健次郎(Aぇ! group・佐野晶哉さん)がりんの娘・環(英茉さん)に、りんがいるからみんなが元気になれると語ります。
すると環も、シマケンがいるから元気になると無邪気に返し、シマケンを喜ばせました。
「いざりんがいなくなってみると、逆にりんがいる」と語る直美
直美は、病院で軍人の小川吾郎(甲斐翔真さん)に、りんとの最悪だった初対面の思い出を楽しげに話していました。小川から「りんさんのことが好きなんですね」と言われると、直美は照れ隠しに言い合いもすると返しつつ、環の愛らしさを語ります。
「いざりんがいなくなってみると、逆にりんがいるというか…お母さん、がんばらないとって」。結婚も家族も縁がなかった自分を、元家老の武家でありながら当たり前に受け入れてくれた一ノ瀬家への感謝を語りました。
「2人目のお母さんだって、結婚は、出来ますよね?」と踏み込む小川
一方、聞き上手な小川は表情を曇らせます。「さっきから胸がチクチクッと」と漏らした小川は、意を決して「2人目のお母さんだって、結婚は、出来ますよね?」と踏み込みます。直美は「えっ?」と気後れしますが、小川も、自分も佐賀の農家の三男で口減らしのように連隊に入った身だと素性を明かしました。
小川の直球に圧倒された直美は、「へぇ…そうですか…では、私は仕事に」と慌てて立ち上がりますが、小川は「また来ますっ」と手を緩めませんでした。直美は「やめてください」と言いながらも、「ここは職場なので。前に教えた団子屋なら」と返し、逃げ道を残しました。小川は「はい!」と素直に喜びを爆発させました。
「異議あり!問題あり!」と声をあげる横沢
半年後。上越での暮らしに慣れたころ、りんは飴屋の行列で、店で順番を守らない大地主の羽田銀次(西堀亮さん)が老婆の前に割り込む姿を目撃します。
「こちらのお婆さま、並んでますよ」と毅然と注意するりん。その場に新聞記者の横沢公輔(井上祐貴さん)が現れ、「異議あり!問題あり!」と声を上げました。
SNS「半年経ってビックリ」の声も
りんの新潟生活がスタートした『風、薫る』第78話の放送に対し、SNSでは、視聴者から多くの反響が寄せられています。
■怒涛のスピード展開と新天地への期待に驚き!:りんが新潟の女学校に赴任し、新章がスタートしましたが、作中で一気に半年が経過するというスピード展開に、「半年経ってビックリ」「あっという間」と驚く視聴者が続出しました。看護師に復職するルートへの伏線や、直美と小川軍曹の恋愛模様など、「どんな紆余曲折があるのか楽しみ」と今後の展開に期待が高まっています。
■豪華キャストのサプライズ登場に歓喜と惜しむ声:新章を彩る個性豊かなキャスト陣も大きな話題です。朝ドラ好き芸人の横澤夏子さん(35)や声優の関智一さん(53)、井上祐貴さん(30)らの登場に「わっ!井上祐貴が!」「とうとう中の人に」と歓喜の声が殺到するなど、キャストへの熱い反響が寄せられています。
■新潟弁は賛否両論?地元ならではの厳しいツッコミも:作中で描かれた「のっぺ」などの郷土料理や新潟弁にも注目が集まりました。「バンバン出てきてばかいいねっか」と喜ぶ声がある一方で、「高田や直江津ではなく下越の方言では?」「今回は手を抜いたな」と、地元民ならではの厳しい指摘も。史実との違いや地域描写に対する賛否が分かれつつも、作品への関心の高さがうかがえます。
ライターコメント
新潟編がスタートし、慣れない土地や厳しい言葉に戸惑いながらも、手紙には前向きな言葉だけを綴るりんの強さに胸が熱くなりました。一方で、東京の留守を預かる直美と小川軍曹のやり取りには、思わずニヤニヤしてしまった方も多いのではないでしょうか。「前に教えた団子屋なら…」と逃げ道を残す直美の不器用さがたまらなく可愛らしかったですね。一気に半年が経過し、次々と登場する豪華な新キャストたちが今後どのように絡んでくるのか。今後の放送からも目が離せません!
『風、薫る』過去記事
NHK朝ドラ『風、薫る』(77)シマケン(佐野晶哉)の不器用すぎる「おじさん宣言」に視聴者肩透かし
NHK朝ドラ『風、薫る』(76)「でれすけ!」本音でぶつかり合って結ばれた永遠の絆
NHK朝ドラ『風、薫る』(75)「辞めていいよ。看護婦」直美(上坂樹里)がりん(見上愛)を突き放した本当の理由に視聴者涙






