じっと部屋の隅の方を向いたまま、微動だにしないハシビロコウのフドウくん=松江フォーゲルパーク公式Xより

「気持ちを切り替えて背中を楽しんで」 松江フォーゲルパークのハシビロコウ「フドウ」くん

By - emogram編集部・ゆんち
アニマル

宍道湖を望む島根県松江市にある「松江フォーゲルパーク」。たくさんの鳥と色鮮やかな花が年中楽しめる全天候型のテーマパークです。ここで来園者の熱い視線を独占しているのが、ハシビロコウの「フドウ」くん。この日、松江フォーゲルパークの公式Xに投稿されたのは、壁の隅にすっぽりと顔をうずめたフドウくんの1枚でした。

壁の隅で静止 「気持ちを切り替えて」の呼びかけ

公式Xに投稿されたのは、扉のわきの壁に頭を寄せ、顔を隠すようにじっとたたずむフドウくんの写真です。

じっと部屋の隅の方を向いたまま、微動だにしないハシビロコウのフドウくん=松江フォーゲルパーク公式Xより

公式Xより:「ご来園の皆様へ こうなると長いです。気持ちを切り替えて、背中や後頭部をお楽しみください」

正面から見ようと待ち構えていた来園者への、なんとも正直な案内です。フドウくんがこの体勢に入ると、次に振り返るまでには相応の時間がかかるようで、公式Xも早々に「見方」を切り替えるよう呼びかけていました。

「そんな時もあるよね」 共感の声が続々

この壁を向いたフドウくんの姿に、ファンからは温かい共感のコメントが寄せられました。

「金曜日の夕方恒例、一羽反省会を実施中! 僕に話しかけないで」

「そんな時もあるよね〜 わかるよぉ フドウくん」

「私たち同様、気分が乗らない日もありますよね」

週末を前にした金曜の夕方、一人になりたい気分に寄り添うコメントが並ぶ一方、「エボシちゃん達のごはんの方が大盛りだ…」と、フドウくんの心中を代弁するようなつぶやきも見られました。

背中で語る、フドウくんのもう一つの魅力

顔が見えない代わりに際立つのが、頭の後ろでふわりと立ち上がった冠羽と、幾重にも重なった背中の羽です。灰色の羽の一枚一枚に淡い縁取りが入り、光の加減でうろこのような模様が浮かび上がります。

正面から見る鋭い眼差しとはまた違う、静かな存在感。公式Xの案内どおり、後ろ姿だけでも十分に見応えのある1枚となっていました。

■松江フォーゲルパーク:公式サイト

ライターコメント

誰にも話しかけられたくない気分になるのは、人間もハシビロコウも同じなのかもしれません。壁に顔を向けるフドウくんの後ろ姿に、こんなにも優しい言葉が集まるのですから、フドウくんはやっぱり愛されていますね。気持ちが切り替わったころ、また正面を向いた姿を見せてくれることを楽しみにしています。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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