女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(21)が大家直美というヒロインをそれぞれ演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~金曜午前8時、土曜は1週間の振り返り)の第122話が15日放送され、直美とりんが、独学で看護を学んできた三浦ツヤ(東野絢香さん)を恵風看護婦会に迎え入れる展開が描かれました。同会に迎え入れられたツヤはスポンジが水を吸うがごとく一生懸命に勉学に励み看護の知識を吸収、さらに患者の暮らしに寄り添うりんの姿勢を通じて看護の本質を学んでいくという展開に多くの視聴者が感動。Xではこの日も「ツヤさん」というワードがトレンド入りするなど大きな反響を呼びました。
「ぜひ恵風看護婦会に来てください」とツヤに伝えた直美
直美とりんは、ツヤを恵風会に迎え入れる決意を固め、直美は「ぜひ恵風看護婦会に来てください」と伝えました。
座学と実習を経て看護婦として採用する育成プランが提示されたツヤは感動とともに深く頭を下げました。ツヤは、元女郎で、恵風会で働く魚住セツ(村上穂乃佳さん)と一緒に同会で暮らすことになりました。
指導案を練る直美とりん
夜、りんと直美はツヤの指導案を練りました。過去に生徒を2人も辞めさせてしまった苦い経験から不安を隠せないりんを察し、直美は「まず講義は私がやる」と申し出ます。
講義が始まると、直美の指導のもと、ツヤは真剣なまなざしで、人体の構造の基礎を吸収していきます。同僚の川口ツル(うらじぬのさん)からはバクテリアの知識や消毒法を学び、りんの幼なじみで製薬会社で働く竹内虎太郎(小林虎之介さん)からは、アスピリンなどの新薬について熱心に質問を重ねました。
りんの指導下での実習を志願するツヤ
実習の時期を迎えると、ツヤは「一ノ瀬さんの看護から勉強したいこともたくさんあって…。だから私、ここに来たんです」と、りんの指導下での実習を志願します。
直美の後押しもあり、ツヤはりんが8年間にわたり担当するリウマチを患う宮川佳枝(相田翔子さん)の屋敷へ向かいます。そこでツヤは制服に身を包み、高鳴る胸を抑えて実習に挑みました。
「やっぱり、一ノ瀬さんにお願いして良かった」というツヤ
宮川家では、手の痛みに苦しむ佳枝に、りんはすぐに食事を介助するのではなく、温石で手を温め、風を通すことで患者自身の前向きな気持ちを引き出す真心を込めた看護に取り組みます。
病院の規則に従わせるのではなく、暮らしに寄り添う看護の真髄を目の当たりにしたツヤは、「やっぱり、一ノ瀬さんにお願いして良かった」と力を込めます。
「辛い時は辛いと言うこと」とお願いするりん
りんは過去にツヤをかばいきれず、解雇へ追い込んでしまった心の傷と向き合い、静かに呼びかけます。「約束してください。ツヤさんのためにも、患者さんのためにも、辛い時は辛いと言うこと。必ず助けますから」。温かな言葉に、ツヤは感極まった様子で「…はい」と返しました。
一方、直美は恵風会を訪れた寛太(藤原季節さん)に、内務省によって近々、悪質な看護婦会を取り締まる規則が制定される見通しであることを伝えます。
書類を見つめながら厳しい表情の柳生
セツらを救ってくれた過去の借りを返すため、働く女性たちの次の行き先を案じて助言する直美に、寛太は「だまされてねぇか?お上が今まで本当に困ってるやつを助けたことなんかねえだろ」と冷ややかに吐き捨てます。直美は「柳生さんはあんたとは違う」とかばいますが、寛太は「ご忠告どうも」と悪態をつきます。
そのころ、内務省衛生局では、柳生藤次(中村倫也さん)が「看護婦」「二箇年」「免状」といった言葉が並ぶ書類を厳しい視線で見つめながら、考えごとをしていました。
SNSはツヤの勉学に励む姿に感動の声多数
『風、薫る』の第122話の放送に対し、SNSでは、視聴者から様々な反応が寄せられています。
ライターコメント
ツヤさんのスポンジのような吸収力とひたむきな姿に、朝から涙腺が緩みっぱなしでした。りんと直美のそれぞれの強みを生かした指導も素晴らしく、まさに「プロの仕事」を感じる回でしたね。「辛い時は辛いと言うこと」というりんの言葉は、現代を生きる私たちにも深く響く名台詞でした。ただ、最後に柳生が見つめていた書類の文字が気になるところです…。せっかく道を切り拓き始めたツヤさんたちにとって、新たな壁とならないことを祈るばかり。残り2週、最後まで彼女たちの生き様を見届けたいと思います!
『風、薫る』過去記事
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