女優の石橋静河さん(32)がヒロイン葉野珠を演じるNHK連続テレビ小説『ブラッサム』(月~金曜午前8時、土曜は1週間の振り返り)の第4回が1日に放送され、10歳の珠(村上蘭さん)が書いた「父について」という作文が、これまで恐れていた父・清治(渡部篤郎さん)からほめられ、初めて認められるという展開が描かれました。珠の作文を笑顔で喜んだ清治によって、葉野家には束の間の穏やかな時間が訪れましたが、清治が大切にしていたカナリアを珠の継母のリョウ(国仲涼子さん)が誤って逃がしてしまったことで、再び家族に波乱が起こる展開となり、Xでは「ブラッサム」というワードが初回から4日連続でトレンド入りするなど連日、話題を呼んでいます。
『ブラッサム』作品概要(※敬称略)
作文発表が保護者も参観可になり驚く珠
珠が徹夜で書き上げた作文は、先生の提案で、次の授業でほかの児童たちの前で発表されることになりました。その授業を保護者たちも参観でき、案内するように言われ、珠は驚いてしまいます。
家に戻った珠は、リョウに相談の上、恐る恐る清治にそのことを伝えましたが、清治は、自分のことを書いたと聞かされても、「面倒じゃのう…」と答え、乗り気ではなさそうでした。
珠の発表タイミングで教室に到着する清治
作文を発表する日、幼なじみの岩田梅(古川葵子さん)が父・幸三(八嶋智人さん)について書いた作文を読み上げた後で、珠が指名されました。
ちょうどそのタイミングで清治が教室に到着。珠は、腹をくくって作文を読み始めることにしました。
父のことを「放蕩無頼」と表現した珠
珠は、最初、小さな声で読み始めましたが、先生から声の大きさを注意され、大きな声で作文を読み始めました。
「『私の父』葉野珠。……父はよく私を叱ります。それは私が務めを果たしていなかったり、言い訳や誤った振る舞いをしたときで、それをいつも理不尽に感じていました」と読み上げ、さらに、清治が仕事らしい仕事はしたことがなく、周りから「放蕩無頼」などと言われていることに触れました。
珠の作文を大喜びする清治
そして、「ある夜、厠に向かうときのことです。父は縁側に一人座り、カナリアをじっと見ていました」と続け、その清治の姿は、どこか物悲しく、初めてみた表情だったと指摘し、「そこに、放蕩無頼の徒は見当たりませんでした」と締めくくりました。
清治は窓際に立ち、外を見つめながら珠の作文発表を聞いていました。教室内が静まり返るなか、清治はジロッと珠をにらんだ後、手を叩きながら大爆笑。つられて保護者や級友たちも珠に盛大に拍手を送りました。
作文をほめられ喜ぶ珠
その日、寺の境内でもう一度作文を読み返した清治は、「こがあん書いて…お前、変わっちょるのお」と笑い、珠をほめました。
清治はその作文がうれしかった様子で、街へ出て会う人会う人に声をかけ、珠の作文を読むよう勧めました。珠は、初めて清治にほめられたことがうれしくて仕方ありませんでした。
カナリアが逃げ出すハプニング
そんな、ある日、リョウがカナリアにエサをあげようとして手を離したすきにカナリアが逃げてしまうというハプニングが発生しました。
昼寝から起きた清治は鳥籠の中にカナリアがいないことが分かると錯乱状態になり、自分が逃がしてしまったというリョウに「このトンマが!」と怒りを爆発させました。壁に向けて籠を投げつけ、すぐに見つけるよう厳命しました。
網を持って探索に向かう珠
学校から帰宅した珠に清治は「カナリアが…おらんようになった…」と言葉を絞り出しました。
カナリアを逃がしてしまったリョウが、子供を連れて出て行ったという清治の言葉に珠はショックを受け、自分がカナリアを捜すと宣言。網を持って外に飛び出しました。
SNS「小学生とは思えない素晴らしい文章」と珠への称賛殺到
『ブラッサム』の第4回の放送に対し、SNSでは、視聴者から様々な反応が寄せられています。
ライターコメント
第4回は、珠の類まれな文才が開花し、父娘の心が初めて通い合った温かい瞬間から一転、カナリアの脱走と継母の家出という急展開へ。まさに感情のジェットコースターに乗せられたような濃密な15分間でした。特に印象的だったのは、渡部篤郎さん演じる清治が教室で大爆笑するシーン。静寂を切り裂くあの高笑いには、底知れない魅力と狂気が入り交じり、SNSで大きな話題になったのも納得の圧倒的な存在感でした。そして、継母に置いていかれるという過酷な状況に取り残された珠が、この逆境をどう乗り越えていくのでしょうか。次回の放送が待ちきれません。






