福井県にある鯖江市西山動物園で、6月に生まれたレッサーパンダ「ライト」と「かのこ」の双子の赤ちゃんに、名前がつきました。10月17日に開かれた選考会で決まったのは、オスが「りく」、メスが「かのん」。生まれてから約4カ月、それぞれの場所で大きくなってきた2頭に、ようやく呼びかける名前が贈られました。
弟は「りく」 たくましく育ってほしい
人工哺育で育ってきた弟の名前は「りく」に決まりました。名前には「元気一杯たくましく育って欲しい」という思いが込められているそうです。
生まれた直後、衰弱した状態で見つかった「りく」。飼育員による人工哺育で命をつなぎ、かつては自分より大きかったぬいぐるみを追い越し、飼育員と追いかけっこをし、まんまるのスズメちゃんに全力で飛びつくまでに成長しました。
少し前、公式Xでは飼育員が「わんぱくでもいい。たくましく育ってほしい」と願いをつづっていましたが、名前に込められたのも、同じ「たくましく」という願いでした。

姉は「かのん」 お母さんの名前と、跳ねるリズムから
お母さんのかのこに育てられてきたお姉ちゃんの名前は、「かのん」に決まりました。お母さんの「かのこ」の名前からとったうえで、レッサーパンダがピョンピョンとリズムよく跳ねる姿が、「楽しく音楽を奏でている姿に見えた」ことから名付けたといいます。
そこには「母のようにたくましく優しく成長してほしい」という願いが込められています。
慎重派でおとなしめかと思われていたものの、お母さんの食事中にこっそりハシゴを登りきり、すぐに連れ戻されてしまったこともあるお姉ちゃん。お母さんの名前の響きを受け継いだ「かのん」という名前は、いつもそばで見守ってきたかのことのつながりを感じさせます。

1,159件の応募から
愛称は9月19日から10月12日まで募集され、全部で1,159件の応募が寄せられました。「りく」には8人、「かのん」には23人が同じ名前で応募しており、その中から命名者が選ばれたそうです。
なお、アケビの双子(メス2頭)の愛称については、今後あらためて募集される予定です。
■鯖江市西山動物園公式X:「りく」命名の動画
ライターコメント
「わんぱくでもいい。たくましく育ってほしい」と飼育員さんが願っていた弟くんに、「たくましく」という思いを込めた「りく」という名前。ぴょんぴょん跳ねる姿を音楽にたとえて、お母さんの名前とつないだお姉ちゃんの「かのん」。これからは名前を呼びながら、成長を見守っていきたいと思います。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。
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