23日、Xで一瞬トレンド入りした「マイクラ」。
「マイクラ」は、「Minecraft(マインクラフト)」というサンドボックス型ゲームの略称です。このゲームは、すべてのものがサイコロ型のブロックでできていて、プレイヤーはそのブロックを自由に配置したり、壊したりして、様々な構造物や世界を創造できるという内容です。
Xでは、マイクラの達人たちが実況動画を投稿するとバズることが多いので、それかなと思って筆者が覗いてみたところ、今回のトレンド入りの理由は「首都圏外郭放水路を『マインクラフト』の世界で再現!」という内容でした。
「ニッチなことやってるなぁ」と思っていたみていたところ、実は、この投稿、投稿者が「国土交通省の公式アカウント」で、今回のトレンド入りは、それに対する驚きの反応だったようです。
SNS上の感情
emogram編集部では、この投稿を受け、SNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「喜」(約1.5割)
- 「怒」(約0.5割)
- 「哀」(0割)
- 「楽」(約8割)
主な「喜楽」の声(約9.5割)
「国交省のエリートがマイクラガチでやってるの楽しそう」
「合理的な広報活動だと思います」
「面白いし勉強になりました」
主な「怒り」の声(約0.5割)
「国土交通省は公式youtubeのコメント欄を解放しろ」
「これは税金で遊んでるって言われないのかな?」
「どういう経緯で作ったのか謎だけど」
まとめ
今回の分析では、主に国土交通省がマインクラフトで公共施設を再現・紹介していることに対する驚きや面白がる反応が多くみられ、ポジティブな意見が大部分を占めました。一方、わずかながらネガティブなコメントもあり、合成音声による実況についての言及やユーチューブ公式チャンネルのコメント欄の解放を求める声がほとんどでした。
ライターコメント
なにかと話題になりがちな霞が関界隈の方々ですが、こういった広報活動によって「なにをしているのか」を分かりやすく伝えるのは非常に大事なことだと感じました。また、今回マイクラ内で再現された首都圏外郭放水路は「地下神殿」として度々話題になる場所でもあり、見学予約が取れなかった方々にとっては観光気分を味わえる良い機会だったのではないでしょうか。