日本相撲協会は28日、東京都墨田区の両国国技館で大相撲名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を開き、大の里関(24)の第75代横綱昇進を正式に決めました。
江戸時代から
大の里関の昇進により、大関は琴桜関(27)1人となりました。
新横綱が西に座る見込みの名古屋場所の番付では、横綱が大関を兼ねる「横綱大関」と記載されることになります。江戸時代から番付面で小結、関脇、大関は欠くことができないため、大関不在の場合は横綱が大関を兼ねます。
SNS上の感情
大の里関が横綱が大関を兼ねる「横綱大関」と記載されることについて、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「楽」(約9割)
- 「喜」(約1割)
主な「楽しみ」の声(約9割)
「横綱大関、照ノ富士と貴景勝の時以来か」
「2人横綱になっていきなりそんなレアな役が出現するとは」
「久しぶりに東西に横綱が座る」
「次の大関争いが楽しみ」
「大関には最低二桁は勝って場所を盛り上げてほしい」
主な「喜び」の声(約1割)
「番付表の中では横綱大関が見られる」
「大の里は東の横綱じゃないのか?」
「横綱大関って何?」
「次の大関候補もいっぱいいる」
「横綱昇進も話題だが勢いの良い若手が続々台頭」
まとめ
今回の分析では、大の里関が横綱が大関を兼ねる「横綱大関」と記載されることについて、「新横綱誕生で次は大関候補の話題が醸成されそう」と相乗効果を期待する声が相次ぎました。
ライターコメント
直近では2023年夏場所で照ノ富士関が「横綱大関」でした。貴景勝関との1横綱1大関でした。場所後に霧島関が大関に昇進して解消されました。SNSでは「大関1人というバランスの悪い番付になるだろうから、10勝以上すれば、目安の33勝に届かなくても1人は上げる可能性が高くなる」と予想する指摘もありました。