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ファミマが備蓄米を5日から発売、大手コンビニ参入にSNSは8割超好感「すごく大きな一歩」

By - emogram編集部
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ファミリーマートは4日、農林水産省が実施する政府備蓄米の随意契約1000トン分の事業者認定を受け、精米・袋詰めの上、6月5日から東京都、大阪府の一部店舗で発売すると発表しました。都内と大阪で発売後、順次、全国のファミリーマートで発売するとしています。

2021年産米で価格は1キロ当たり税抜き360円(税込み388円)です。

各店舗の数量限定で、1人当たり1点限定。店舗での予約は受け付けていないとしています。

今後の発売予定

6月中旬  関東(南関東)・関西

6月下旬  関東(北関東・南関東)・中国・四国・九州・沖縄

7月上旬  関東(北関東)・中部・北陸

7月中旬  北海道・東北・関東(北関東)・中部・北陸

ローソン、セブンも備蓄米を販売

コンビニ大手ではローソンも、随意契約の備蓄米について普通精米で2キロ税抜き700円、1キロ税抜き360円で売り出すとしています。セブン―イレブン・ジャパンは政府備蓄米を無洗米にして2キロ税抜き800円前後で発売する方針です。

身近にあるコンビニの参入で、消費者が入手しやすい環境が整うことになりそうです。

SNS上の感情

コンビニ大手が備蓄米を相次ぎ発売することに対して、SNSでは投稿が相次ぎました。

emogram編集部では、このニュースに対するSNSの感情を独自に分析しました。

感情分析の結果は以下の通りです。

  • 「喜」(約5.5割)
  • 「怒」(約1割)
  • 「哀」(約0.5割)
  • 「楽」(約3割)

主な「喜楽」の声(約8.5割)

「〝備蓄米=特別なもの〟じゃなくて、〝いつものコンビニで買えるもの〟になるのってすごく大きな一歩」

「そうそう、こういうのでいいんだよ!」

「コンビニ備蓄米、めちゃ安」

「 試すという意味合いならありだし近場で気軽に買えればなお良し」

「 入手機会が増えるならありがたい」

「本当に不味いのか、実は去年のお米と大差ないのか、いずれにせよ話のネタにはなりそう」

主な「怒哀」の声(約1.5割)

「備蓄米は5キロで2000円だから1キロで400円・・・なんだかなぁ・・・・・」

「10キロ4000エン!?」

まとめ

今回の分析では、多くの人が、コンビニで備蓄米が売り出されることに対して、価格や利便性について好意的な反応を示していることが分かりました。とりわけ「いつものコンビニで買える」ことへの評価や、小分けになることで一人暮らしでも購入しやすくなる点が評価されています。一方で、価格設定に対して疑問を呈するコメントもありました。

ライターコメント

ファミリーマートは5月30日に申請していた政府備蓄米の中小向けの「随意契約」について審査を通過。これを受け、2021年産〝古古古米〟の随意契約について、5日から都内などで発売することになりました。その他のコンビニ大手も、順次、発売を開始する予定で、ローソンの竹増貞信社長は3日の記者会見で「速やかに全国の店舗に届けることで需給の安定化をサポートしたい」とし、インフラとしてのコンビニで売り出す意義を改めて強調していました。身近なコンビニで備蓄米が購入できるようになれば消費者にとっては利便性が高まるため、SNS上でも好意的な反応が多くを占めていました。

>ローソンが古米おにぎりを税別120円程度で発売!ネットは賛否「安いが正義」「あんま安くない」

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