柔道男子100キロ級で2021年東京五輪金メダルのウルフ・アロンさん(29)=パーク24=が10日、東京都内で現役引退の記者会見に臨みました。
「パリ(五輪)で結果を残すためには、パリで終わりと決めなければ頑張れないと思った。悔いは全くない。全てやり切ったなという感情が強い」とすがすがしい表情で語りました。
昨年9月に引退の意向を表明
ウルフさんは昨年9月に引退の意向を表明し、8日終了の全日本実業団体対抗大会が現役最後の試合となりました。
感情分析
ウルフさんが現役引退の会見を行ったことについて、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「喜楽」(約8.5割)
- 「怒哀」(約1.5割)
主な「喜楽」の声(約8.5割)
「金メダルを汚さぬよう正しく生きられればそれでいい」
「すごく面白い人なので今後はテレビで見る機会も増える」
「テレビやユーチューブなど何でもいいので、これからも活動してほしい」
「バラエティーで元柔道選手の殻を破りそう」
「面白いコメントが言える」
主な「哀怒」の声(約1.5割)
「ふざけ過ぎちゃいけない感じ」
「タレントになるのかと思うくらい、よくテレビに出ていた」
「いい意味で指導者向きではない」
「指導者にはあまり向かないような気がする」
「現役時代から『表に出たい』は目立っていた」
まとめ
今回の分析では、ウルフさんが現役引退の会見を行ったことについて、「テレビで声がかかりそうだし、そちらから柔道の発展に貢献する手立てもある」「ちょっと柔道の強いしゃべれるハーフタレントの位置で頑張って」と期待する声が大半を占めました。
ライターコメント
東京都出身で父が米国出身のウルフさんは、東京五輪ではこの階級で日本勢5大会ぶりの頂点に立ちました。昨夏のパリ五輪は7位。2017年に世界選手権、2019年に全日本選手権を制し、五輪と合わせて「3冠」を達成しました。その一方でテレビ番組などでの露出も多く、SNSでは「バラエティー見てると、口が軽いのが何かと災いしそう」と心配する声も寄せられました。