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2025年春スタート!横浜市営地下鉄のタッチ決済で移動がもっと快適に

By - emogram編集部・いしかわ
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電車利用はなお交通系ICカードが主流

首都圏で電車の改札を通る際、「Suica」や「Pasmo」などの駅の改札口にカードを直接タッチして清算する「交通系ICカード」を使って運賃の支払いをしている人が多く見られます。

LINEヤフーが運営するLINEリサーチの調査によると、交通系ICカードの利用率は全体の60%で、スマホなどに設定した交通系ICアプリやスマホに取り込んだ交通系ICカードを使って精算する方式は15%ほどと、まだまだ少数派で、交通系ICカードがまだ主流の状況です。タッチ決済が普及したことにより、クレジットカードで運賃を精算する人もいますがこちらはさらに少なく全体の1∼2%ほどでした。

タッチ決済でどれだけ乗っても最大740円

利用率が低迷しているタッチ決済ですが、毎日の移動や横浜市の観光名所を回る時に便利になる仕組みが登場します。

横浜市営地下鉄は3月12日より、全40駅でタッチ決済に対応したクレジットカードやスマートフォンを利用した場合、1日乗車上限運賃が適用され、最大740円で利用できるサービスを開始しました。

普段使っている交通系ICカードで横浜市営地下鉄に乗るとその都度、乗車料金がかかります。例えば1日のうちにあざみ野から横浜まで乗車して335円、横浜から桜木町まで210円、桜木町からあざみ野まで367円、合計では912円かかります。

もちろん他の交通機関を使った方が安いという意見もあるでしょうが、ここでは、あえて横浜市営地下鉄のみで計算してみました。

つまり、1日のうちに何度も横浜市営地下鉄に乗る機会がある場合、面倒な運賃の計算をしなくてもタッチ決済に対応したクレジットカードやスマホがあるだけでどれだけ乗っても最大740円で利用できるというわけです。

サービスの対象はブルーラインだけでなくグリーンラインにも適応されるので横浜市の北部に用事がある時にも便利です。ただし、同じクレジットカードやスマホを使って乗車しないとこのサービスは適応されないので注意が必要です。

横浜市市営バスは対象外

今回のサービスですが、横浜市市営バスは対象外です。そちらは市営バス1日乗車券(大人600円、小児300円)を使うのが便利です。

再開発が進み、ますます魅力が増す横浜市。

今回のサービスは通勤や通学ではもちろん、観光でも便利なサービスです。

春休みやゴールデンウィークなどに横浜へ遊びに行くときの方法として考えてみるのもよいのではないでしょうか。

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