任天堂は11日、6月5日に発売した新型の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」について、8日までの発売4日間の世界累計販売台数が350万台を突破したと発表しました。
任天堂によれば、同社の家庭用ゲーム機としての発売後4日間の世界累計販売台数として過去最高になったとしています。
8年3か月ぶりの新型機
スイッチ2は任天堂が8年3か月ぶりに発売する新型機で、国内専用モデルの希望小売価格は税込み4万9980円です。
ボイスチャット機能やコントローラーのマウス操作の追加など新たな機能を加えたことなどで話題となり、公式通販サイトや大手量販店での抽選販売に応募が殺到。公式通販サイトでの第1回抽選には国内で約220万人から応募がありました。5日から全国の家電量販店で抽選販売に当選した人への受け渡しが始まっています。
スイッチ2は、任天堂が2017年3月に発売した「ニンテンドースイッチ」の後継機です。初代スイッチは長年にわたり売れ行きが好調でしたが、2020年度の2883万台をピークに、近年は減少傾向にありました。任天堂ではスイッチ2で2025年度に国内外で1500万台の販売を計画し、業績拡大の起爆剤とする計画です。
SNS上の感情
スイッチ2の発売後4日間の世界累計販売台数が350万台を突破し過去最高になったというニュースに対し、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、このニュースに対するSNS上の感情を独自に分析し、ポジティブとネガティブの比率を割り出しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「ポジティブ」(約7割)
- 「ネガティブ」(約3割)
主な「ポジティブ」の声(約7割)
「すごいな!!」
「さすがです」
「初動で350万!?」
「これはまだほんの序章」
「たくさん行き渡らせて」
主な「ネガティブ」の声(約3割)
「買わせてくれーーー」
「当たってくれ」
「まだ欲しい人の元に渡ってない」
「転売ヤーしか買ってない」
「抽選販売はどのくらいの台数」
まとめ
今回の分析では、スイッチ2の発売後4日間の世界販売台数が350万台を突破したというニュースに対して、ほとんどが驚愕や感動などポジティブな反応を示していました。一方、一部の人は抽選販売や入手困難な状況に関する不満を漏らしており、ネガティブな反応も約3割ほど見られました。
ライターコメント
スイッチ2は、大きくなめらかな表現が可能な画面に、マグネット式の新たなコントローラーを備え、ハードの処理速度やグラフィック性能を進化させたことで、これまでにない新しい遊び方や表現方法が可能になったと任天堂では自負しています。新機能として「ゲームチャット」を導入し、コントローラーについた「Cボタン」を押すことで、ゲーム中にいつでも、離れた場所にいる友人や知人とボイスチャットやビデオチャットを始めることができるそうです。こうした機能に加えて、マーケティング展開では、日本のCMに大人気のSnow Manを起用しており、そりゃ、売れるべくして売れているわけですね。