ゲオは9日、公式Xで、5日発売の任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」と「マリオカートワールド セット」の第2回抽選販売を6月12日11:00~6月16日17:59まで実施すると発表しました。いずれも日本語バージョンで国内専用です。
「当選されていない方の当選を優先」
ゲオは5月28日に第2回抽選販売の延期を突如発表していましたが、今回の発表によれば、延期は転売対策の強化を講じたためとしており、「転売対策として当面の間、抽選販売のみとさせていただきます」としています。
今回の抽選では、スイッチ2の本体について「すでに当選された方の再応募分についてよりも、当選されていない方の当選を優先する対応処置を行います」と明記。さらに「店舗ごとに未当選者の抽選を先に実施し、未当選者の当選者数が入荷数に達しなかった場合に限り、未当選者の当選完了後に既当選者の抽選を実施します」としており、転売目的で購入する「転売ヤー」の対策を徹底したとしています。
抽選販売は専用サイトで
今回の抽選販売応募は、ゲオ抽選販売専用サイトで行うとしています。
専用サイト: geo-online.co.jp/news/726
ゲオでは、申し込み順は抽選結果に影響しないとしており、「 受付開始初日は混雑が予想されますので、時間を置いてお試しください」としています。
当選者への連絡日は6月20日、27日で、重複当選は「ない」としています。 20日の当選発表者には21日~24日、27日の当選者には28日~7月1日に配送される見通しです。
第2回抽選は5月28日に延期を発表
ゲオは5月28日、公式Xを更新し、同日から予定していたスイッチ2の第2回抽選販売を延期すると発表。公式Xでは「諸般の事情により延期させていただきます」とコメントしました。
延期を発表した際、ゲオは「次回の抽選日程が決定いたしました際には、改めてゲオ公式Xアカウント、及びサイト・アプリにて告知させていただきます。 お客様にはご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」とつづり、この延期発表に対して、SNSでは、「転売ヤー対策の強化ではないか」と理由を推測する声が相次いであがっていました。
SNS上の感情
ゲオが一度延期したスイッチの第2回抽選販売を実施するというニュースに対して、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、このニュースに対するSNS上の感情を独自に分析し、ポジティブとネガティブの比率を割り出しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「ポジティブ」(約8割)
- 「ネガティブ」(約2割)
主な「ポジティブ」の声(約8割)
「ありがとうございます」
「待っていたぞーーーーー」
「まだ当たってない人優先なのね、いいね」
「ようやく2回目キタ━(゚∀゚)━!」
「次は当たるぞー!」
「当てましょう!!」
「店舗によっては当選確率かなり高かったのでおすすめです!」
「会員登録などで応募可能の店舗の中では一番当選確率が高かった」
主な「ネガティブ」の声(約2割)
「落選者優先に日頃からゲオをよく利用してるのも追加してくださいよ〜」
「当選されていない方優先とは言ってもなかなか厳しい感じにはなりそう」
「前回抽選してなくて落ちそう」
「どうなるのか…」
「なかなか厳しい」
「前回よりも多いだろな」
まとめ
今回の分析では、ゲオがスイッチ2の第2回抽選販売を、転売対策を施した上で、まだ当選していない人を優先して実施すると発表した内容に対し、大部分が好意的な反応を示しました。一方で一部に競争が激しくなるとして「厳しい」「前回より(応募者が)多いだろうな」などと懸念する声も見られました。
ライターコメント
6月5日発売されたスイッチ2を巡っては、フリマアプリのメルカリと楽天ラクマなどで既に転売の事実が確認されています。ゲオは任天堂が5月28日に打ち出した転売対策を踏まえ、第2回抽選を延期。延期について、SNSでは「転売に関する声明の関係ですかね」というコメントがあった通り、実際に転売対策を強化するための対応であったことが明らかになりました。ゲオが転売ヤー対策を強化した上で、まだ抽選に当たっていない人向けに第2回の抽選を開始することに、SNSでは「当選されていない方優先とは言ってもなかなか厳しい感じにはなりそう」との声もありましたが、多くの人はゲオの対応を評価し、応募する意向を示していました。
>ゲオが「スイッチ2」の第2回抽選を突如延期、ざわつくSNS「転売に関する声明の関係?」
>ノジマオンラインがスイッチ2の転売アカウントを利用停止に、SNSは7割評価「最高です」「有能です」