「動き出す浮世絵展実行委員会」。そんなワードを見て、みなさんは一体どんなものを想像するでしょうか。この委員会を構成しているのは、JR博多シティ・KBC・シーズライブ・一旗・テレビ愛知とそうそうたる面々です。
それもそのはず、浮世絵の世界に没入できる体感型デジタルアートミュージアム「動き出す浮世絵展 FUKUOKA」が、JR九州ホール(JR博多シティ9F)で6月28日から開催されることになったんです。
動き出す浮世絵展とは
動き出す浮世絵展は、立体映像空間で浮世絵の世界に没入できる体感型デジタルアートミュージアムとのこと。公式サイトによると、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングを駆使し、葛飾北斎・歌川国芳・歌川広重・喜多川歌麿・東洲斎写楽・歌川国貞といった世界的な浮世絵師の作品300点以上を大人から子どもまで楽しめるグラフィカルなデジタルアートとして描いているそうです。
アートとテクノロジーを融合させたデジタルコンテンツを提供する一旗(ヒトハタ、名古屋市)がプロデュースしており、2023年に初めて名古屋で開催。2024年には日本を飛び出してミラノでも行われました。
直近に開催された東京会場はアクセスのあまり良くない場所でしたが、今回は博多駅直結ビルという抜群の立地。夏休み期間中でもあるので、旅行先の候補によいかもしれませんね。
会期は6月28日から8月17日まで。当日鑑賞券は大人税込み2200円、学生(高・大・専門)が税込み1800円、中学生までの子どもが税込み900円です。
6月27日午後11時59分までは、上記価格よりもオトクに鑑賞できる前売り券がローソンチケットで販売されていますので、公式サイトからぜひご確認ください。
動き出す浮世絵展公式サイト:https://www.ukiyoeimmersiveart.com/
「香り」とのコラボまで
今回の動き出す浮世絵展では、キャライノベイト(東京都台東区)が手掛ける香水シリーズ「破天荒」とコラボレーションした企画もあり、9つあるエリアの中で「雅」と「麗」の2つのエリアで香りと融合した展示がなされるということです。

五感すべてを使って芸術を楽しめるまたとない機会ですので、興味がそそられた人はぜひ公式サイトをご覧ください♪