オンラインカジノで賭博をしたとして、警視庁保安課は16日、単純賭博の疑いで、ボーイズグループ「JO1」の鶴房汐恩(つるぼうしおん)メンバー(24)を書類送検しました。
「法律が賭博を禁止していることは知っていたが、オンラインカジノは大丈夫だと思い込んでいた」と容疑を認めています。同課は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けました。
「携帯でできる手軽さにひかれ」
同課によると、別事件の犯罪収益の捜査の過程で浮上し、今年に入り任意で事情聴取していました。2023年12月~2024年8月ごろに海外のオンラインカジノサイト「K8」で計約1500万円を賭け、約710万円の損失を出したとみられます。
鶴房メンバーは「もともとパチンコが好きで、インターネットで検索してオンラインカジノを知った。携帯でできる手軽さにひかれ、自宅や仕事で地方に行った際のホテルなどで賭けていた」と話しているそうです。書類送検容疑は2024年5~6月、国内からスマートフォンで「K8」に複数回アクセスし、44万円を賭けて「ルーレット」などを行ったとしています。
SNS上の感情
今回、鶴房メンバーが書類送検されたニュースに対し、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、このニュースに対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「怒り」の声(78%)
「事務所の意識の低さがヤバすぎる」
「処分が軽すぎるのでは?」
「たった一人の行動でグループの印象も悪くなってしまう」
主な「哀しみ」の声(20%)
「軽い気持ちでやってしまったんだろう」
「一度でも犯罪を起こすと一生を台無しにする」
「紅白出れない」
主な「喜楽」の声(2%)
「芸能人は人生をかけてギャンブルをしている状態」
「オンラインカジノの広告が多すぎる」
まとめ
今回の分析では、鶴房メンバーが書類送検されたことについて、「国の本気度が問われている」「現状のような甘い対応では、発覚しても平気だと国民に認識されてしまう」と危惧する声が大半を占めました。
ライターコメント
鶴房メンバーを巡っては先月31日、過去にオンラインカジノを利用していたことが判明したとして所属事務所が10日間の活動自粛を決定したと発表の上、謝罪しました。今月10日に活動再開を報告していました。SNSでは「変わらず真面目に頑張ってるメンバーもいる中、本当にガッカリ」と残念がる投稿も見られました。