2016年に国内で開かれたルーヴル美術館をテーマとした巡回展ルーヴルNo.9で「漫画は9番目の芸術」として取り上げられように、日本発の「漫画」は芸術だという認識が徐々に世界で広がっています。
皆さんは、東京都豊島区にあった「トキワ荘」を知っていますか?
手塚治虫・藤子不二雄・石ノ森章太郎・赤塚不二夫…といった「漫画」文化の立役者たちが住んでいたことで有名な伝説的アパートです。現在は形を変えて「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」としてその名を残しています。
伝説は脈々と続いていく
そんな伝説の名を冠したマンガ家向けシェアハウス事業「トキワ荘プロジェクト」を運営するNPO法人のLEGIKA(東京都品川区)は、2025年7月の上池台トキワソウルーム開業に合わせ、トキワ荘プロジェクトへの応募資格を一部条件付きで45歳までに拡大すると発表しました。
トキワ荘プロジェクトは、経済的に自立が難しい若手クリエイターを支援しようと2006年8月にスタート。かつてのトキワ荘の住人、手塚治虫と赤塚不二夫が20代、藤子不二雄・石ノ森章太郎が10代でそれぞれデビューを飾っているためか、参加条件はこれまで「35歳以下」としていました。
今回45歳以下まで幅を広げたのは、多様性に基づいたクリエイティビティ(独創性)の強化を図っていくことが狙いのようです。
ただし36~45歳の応募者には「指定する大規模ハウスに居住すること」「プロデビュー以上の実績を有すること」が条件として追加されています。
条件をクリアし、かつ現況を打破したい人は、思い切ってチャレンジしてみるのもまたひとつの「糧」となるかもしれませんね。
トキワ荘プロジェクト公式サイト:https://www.tokiwa-so.net/
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