東京ディズニーリゾートで今年初の「熱キャン」が16日に発表され、Xのトレンドに入るほどの話題となりました。
「熱キャン」とは、気温や湿度が高いという理由でショーやパレード、キャラクターと写真が撮れるグリーティングの開催が中止(キャンセル)になることを意味します。
気温以外にも、雨や暴風によるキャンセルの「雨キャン」「風キャン」などもあります。
「熱キャン」は主にダンサーさんやキャラクター、ゲストの熱中症対策などで行われています。
主に梅雨が明けてからの季節から10月あたりの暑い季節に起きがちな熱キャンですが、梅雨の時期に起こるのは珍しい出来事となります。
どれくらいの気温で起きるのか?
ディズニーの熱キャンは、具体的な指標は今のところ明かされていないようですが、「気温が〇度以上で絶対に起こる」ということではないので、気温のみで判断されているわけではなさそうです。
ですが、ファンの間では暑さ指数(WBGT)が基準になっているのではないかと囁かれています。
暑さ指数とは、「Wet Bulb Globe Temperature」という人の体が感じる暑さの度合いを示す指標です。
暑さ指数(WBGT)は気温、湿度、直射日光などによる熱である輻射熱の3つで構成されており、その値によって「熱キャン」や、パレードの時間を涼しくなる夕方にずらすなどの対策をしているのではと言われています。
暑い中で踊るダンサーさん、キャラクターたちはもちろん、パレード開始を待つ間のゲストも危ないので、これからの季節に行かれる方はスポーツドリンクやハンディファンなどによる対策が必須ですね。
ライターコメント
筆者的には、正直「もう熱キャン!?」と思ってしまいましたが、確かにこれだけ暑かったら熱中症の危険はあるかなと思いました。毎年、徐々に熱キャンが発生する期間が延びている気がして、少し悲しい気持ちになりますが、出演者の方含めたみんなの健康状態を優先してくれているんだなと思うと「さすがディズニーだな」という尊敬の念で一杯です(笑)。夏の散水パレードなどで涼みつつ楽しめたら最高ですね!