サッカーJ1鹿島は19日、茨城県鹿嶋市で「茨城県立カシマサッカースタジアム ネーミングライツ契約締結および新愛称発表に関する記者会見」を行い、本拠地の名称が「メルカリスタジアム」(略称・メルスタ)になると発表しました。取得期間は3年間で、年額は1億5000万円の契約。2025年7月1日より新名称が使用されます。
2019年に経営権を取得
メルカリは2017年、クラブ・オフィシャルスポンサーとなると、2019年に経営権を取得。今回のネーミングライツを機に、メルカリの各種サービスを活用したスタジアム体験の向上や地域社会を巻き込んだスタジアムでのフリーマーケット実施など、メルカリ、茨城県、クラブが三位一体となって地域の発展に取り組んでいくとしています。
SNS上の感情
カシマスタジアムの名称がメルカリスタジアムになることについて、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「哀しみ」の声(45%)
「カシマスタジアムで通してほしかった」
「メルカリだとなんだか安っぽい」
「せめてカシマの名前は入れてほしかった」
主な「怒り」の声(20%)
「いずれはこうなると思っていた」
「地元はカシマスタジアムで話が通る」
「ジーコにちなんだネーミングにした方が良かった」
主な「楽しみにする」声(20%)
「メルカリがお金を出してくれるなら助かる」
「それに見合う結果が求められる」
「メルスタと略して読めばまだマシ」
まとめ
今回の分析では、カシマスタジアムの名称がメルカリスタジアムになることについて、「思うところはあるが、融資と捉えて受け入れるしかない」「正直クラブが強ければスタジアムの名前は何でもいい」という声が寄せられました。
ライターコメント
茨城県立カシマサッカースタジアムは、Jリーグが開幕した1993年に日本初の本格的なサッカー専用スタジアムとして建設されました。2006年以降は鹿島がスタジアムの指定管理者となって、地域密着型のさまざまなイベントを開催しています。SNSでは「名前変えるだけで年1.5億も入るならどう考えてもやったほうがいい」と評価する意見もありました。