米大リーグ、ドジャースは20日(日本時間21日)、右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入りしていた佐々木朗希投手(23)が60日間のILに移行したと発表しました。
佐々木投手はこの日、スローイングを再開し、早出練習の時間に軽めのキャッチボールをこなしました。
ロバーツ監督は「きょうは90フィート(約27メートル)の距離でキャッチボールをしていて、本人も良い感触を得ている様子だった。60日間ILへの移行は手続き上の問題で、リハビリの進行には影響しない。今は痛みがない状態で、今後は投球数を増やしていく段階になる」と説明。5月下旬にスローイングを再開するも再びノースローとなっていたが、患部の状態は回復傾向にあるとみられています。
ロバーツ監督は15日、メジャー1年目を過ごす佐々木投手について、「今季は彼なしでやるぐらいの覚悟もしておくべきだろう。それが現実的な考えだと思う」と、長期的な観点でリハビリを実施することを示唆していました。
SNS上の感情
佐々木投手が60日間の負傷者リスト入りしたことに対し、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、このニュースに対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「哀しみ」の声(45%)
「監督の質疑応答も突き放したような論調になってきた」
「残念ですが、投げる見込みがないなら、60日IL入りは仕方ない」
「貢献できないなら容赦なく切られる」
「ロッテが、ちゃんと育成プログラムを作って育ててくれていたのに」
「早くもMLBで今後生き残れるかどうかの瀬戸際」
主な「怒り」の声(35%)
「何も活躍してないのに、毎日、テレビに映って、ベンチで笑顔でいられる」
「日本で5年間も何してたの?体作りや土台作りをするためにロッテにいたんじゃないの?」
「佐々木自身を甘やかして来たであろう事が分かる瞬間だった」
「早くマイナーで調整しろと言いたい」
「彼への信頼は失墜してると言っていい」
主な「楽観・期待」の声(20%)
「とにかく今は周りの雑音に惑わされずに自分の成すべき事をしっかりやってもらいたい」
「二軍で体力作りからやり直せば将来メジャーで登板できる可能性はある」
「これからの時間で本当のMLB投手になれるかどうかが決まる」
まとめ
今回の分析では、佐々木投手が60日間の負傷者リスト入りしたことに対し、多くのファンが失望や批判の感情を表明しています。「早くもMLBで今後生き残れるかどうかの瀬戸際」という声や「契約上マイナーへの降格はないのだろうが、不良債権と言われないよう」といった厳しい意見が多く見られました。一方で「まだ23才だし、文字通り、死にそうなくらい頑張るべし」という声や「鬼滅の刃では無いけど、山ごもりでもして筋力、スタミナを付け心身ともに鍛え直して」と今後の奮起に期待する声や応援する意見もありました。
ライターコメント
佐々木投手は今季、これまでに8試合に先発して1勝1敗、防御率4.72でした。5月9日(日本時間10日)のダイヤモンドバックス戦で4回0/3を投げて5失点で降板し、その後、右肩インピンジメント症候群のため離脱していました。佐々木投手が入団早々に故障で離脱し、今回、60日間の負傷者リスト入りしたというニュースに対し、SNS上では厳しい意見が相次ぎました。一方で、「しっかり建て直しして今後の活躍に期待する」という温かい声もみられ、佐々木投手が直前まで所属していた千葉ロッテが本拠地を置く千葉県出身の筆者も同様の気持ちでいます。