アサヒ飲料は24日、蛇口をひねると「カルピス」が出てくる機材を使ったサービス「カルピスじゃぐち」の実証実験を7月1日から開始すると発表しました。世代を超えて笑顔になれる、ワクワクするサービスを通じて、カルピスの新しい体験価値を提供します。
新規ビジネスの一つ
カルピスじゃぐちは、蛇口をひねると水のようにカルピスが出てきて自由に飲めるサービスです。
社内で募集した新規ビジネスの一つで昨年、テストを実施したホテルでは宿泊者の全員が魅力を感じ、95%以上がホテルを選ぶ際に「設置されているとうれしい」と回答したそうです。
SNS上の感情
カルピスじゃぐちの実証実験について、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「喜び」の声(55%)
「昔からの味が今でも愛されている」
「蛇口から出る非日常感が楽しい」
「自分で濃さを変えれるようにできたらいい」
主な「楽しみ」の声(30%)
「人によって飲む濃さが違うから面白い」
「昭和感丸出しのドリンク」
「特別感」
主な「怒哀」の声(15%)
「管理はかなり大変」
「衛生対策が気になる」
「最後に飲んだのはおそらく30年以上前」
まとめ
今回の分析では、カルピスじゃぐちの実証実験について、「企業努力がすごい」「カルピスを次世代につなげようと様々な試みをしている」と評価する意見が大半を占めました。
ライターコメント
実証実験では三重県の複合レジャー施設「VISON(ヴィソン)」内のホテル「HOTEL VISON」のロビーに設置して開始。年内に宿泊施設や温浴施設などへも拡大して10台で機材運用や顧客満足度などの検証を行った上で、2026年から本格展開し、2030年の設置1000台を目指します。SNSでは「愛媛のポンジュース蛇口を思い出した」「安全性が高めれたらより素晴らしい」と期待する声が寄せられました。