6月28日午後4時ごろ、宮城県の東北新幹線仙台―古川間を走行中の東京発新函館北斗・秋田行きはやぶさ・こまち25号の運転士が異常音に気付き、ブレーキをかけて停車しました。
クマと衝突したためで、車両点検のため仙台駅―盛岡駅間の上下線で約40分間、運転を見合わせました。停車後、線路近くで死骸が確認されましたが、けが人や車両故障はありませんでした。
JR東日本によると、東北新幹線は高架の区間が多く、クマとぶつかるのは珍しく、侵入経路は不明としています。
SNS上の感情
東北新幹線がクマとぶつかったというニュースに対して、SNSでは多くのコメントが寄せられました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析し、ポジティブとネガティブの比率を割り出しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「ネガティブ」の声(75%)
「熊が増えすぎてる」
「駆除をして安全確保をして欲しい」
「一歩間違えれば脱線して大事故になった可能性も」
「このまま放置すればピクニックも川釣りも躊躇させられる」
主な「ポジティブ」の声(25%)
「大事故にならなくて良かった」
「侵入経路を特定して対策を」
「クマだって山で平穏に暮らせたらどんなにか幸せ」
「人間と熊、何とかならないものだろうか」
まとめ
今回の分析では、東北新幹線がクマとぶつかったというニュースに対し、クマの個体数増加と人間の居住地域への侵入を問題視していました。
ライターコメント
筆者は吉村昭の名著「羆嵐」(新潮文庫)を読んで以来、熊に対する畏怖の念を抱いています。新幹線がクマとぶつかったというニュースに対してもクマに対する恐怖を示すコメントが多く寄せられた一方で、共存する上手な方法がないかということを提起する声もありました。