プロ野球・西武はベルーナドームで楽天戦を開催する8日から、観客席後方に位置するメインコンコースにて大規模ミスト設備の運用を開始しました。
さらにこの日、追加の冷涼化対応としてベルーナドームの屋根上から水が流れ落ちる〝滝の演出〟を可能にする設備を8月9日の楽天戦から導入すると発表しました。
全身で〝涼〟を体感
同日より運用開始する滝設備「BIG WATERFALL(ビッグウオーターフォール)」は、ベルーナドームの一・三塁側メインコンコース入り口付近の屋根に設置する複数のノズルから水を噴出し滝を出現させるもので、開場から七回終了までの間で1回につき1分30秒間、滝の放水を複数回実施します。
滝の出現時は流れ落ちる水の下に自由に入ることができ、全身で〝涼〟を体感できます。稼働時は、ライトアップなども計画しており五感で涼を感じられる、これまでにない夏の野球観戦が楽しめそうです。
SNS上の感情
ベルーナドームで大規模ミストの運用が開始されたことに対し、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、このニュースに対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「哀しみ」の声(55%)
「熱中症になった」
「このままでは選手も逃げていく」
「今後はもっと厳しい」
主な「怒り」の声(30%)
「小手先の対策」
「これじゃない感」
「やはり完全ドーム化しか選択肢はない」
主な「喜楽」の声(15%)
「すぐに出来るところからやるっていうのは悪くはない」
「良い効果となればいいが…」
「球場全体の改修か移転が必要」
まとめ
今回の分析では、ベルーナドームで大規模ミストの運用が開始されたことに対し、「問題は選手。プレーして倒れられてはシャレにならない」「グランドレベルで選手が苦にならない様な対応をお願いしたい」と要望する声がありました。
ライターコメント
8月9日からはメインコンコースのミスト設備も拡充し、冷涼化の強化を図ります。「THERMOS ステンレスカウンター」の設置ブロックごとにつき1本ずつミストポールを配置し、1塁側18カ所、3塁側18カ所の計36カ所に設置されます。観客席内の通路にあたるサブコンコースにもミスト設備を導入されます。SNSでは「夏が暑いのはもちろんなんだけど、春や秋の寒さも尋常じゃない」と指摘する意見も見られました。