大正製薬は14日、同社が製造、販売している塗る風邪薬ブランド「ヴイックス ヴェポラッブ」の販売を9月30日で終了すると発表しました。
なお、のど飴タイプの「ヴイックス メディケイテッド ドロップ」と「ヴイックス メディカル トローチ」、「ヴイックスのど飴」は引き続き販売を継続するとしています。
今後はP&Gが販売
大正製薬の販売終了後、今後は、世界に向けて「ヴイックス」を展開しているプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が新たなパートナーシップを結び、販売する準備を進めるとしています。
「ちいかわ」にも登場
「ヴイックス ヴェポラッブ」の販売終了の発表に対し、SNS上では販売終了に驚き、哀しむ声が多く投稿される一方、SNS発の人気キャラクター「ちいかわ」の作中で、体調を崩してしまったシーサーのために、この商品を買うために、おつかいに行く場面を思い出したという投稿もありました。
SNS上の感情
emogram編集部では、このニュースに対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「哀しみ」の声(65%)
「また昭和が、、、」
「子どもの頃の思い出アイテムだったのに…」
「販売中止になる度に謎の惜しまれる声が届くよね」
「今でも、嗅ぐと『お母さん…!』て思う」
主な「楽しむ」声(30%)
「ベェポラップだと思ってた、ヴェポラッブなのね」
「サッカー選手がユニに塗ったくってるやつ」
「え??これ無くなったら困っちゃう子供ちゃん達多いのでは!?と思ったら、別の会社がきちんと受け継いでくれるのね」
「ええええ…ちいかわで改めてその名が知られたヴィックスヴェポラップが…!?」
まとめ
今回の分析では、子どもの頃からお世話になっている「ヴイックス ヴェポラッブ」の販売終了を受けて哀しむ声が大部分を占める一方、製品の名前を聞いてちいかわを思い出す人や大正製薬で販売が終了してもP&Gが販売を引き継ぐことに安心する声が見られました。
ライターコメント
ちなみに筆者はこのニュースを見て情報収集のために「ヴィックス ベェポラッブ」と商品名を検索したところ、見つからず、「もしかして名前を間違えている?」と思い、「ヴィックス 〝ヴェ〟ポラッブ」と打ち直して検索したところ見つかりました。ヴェだったんですね。初めて知りました。とはいえ、この製品、薬を飲むのが苦手な赤ちゃんや高齢者にも使えるので、大正製薬の販売終了後も無くならずに済んで良かったなと思いました。