サッカーのスペイン1部リーグのバルセロナは23日、神戸市のノエビアスタジアム神戸で27日に予定されていたJ1神戸との慈善試合への参加を取りやめると発表しました。
プロモーターに重大な契約違反があったとしています。神戸はクラブ創設30周年を記念して開催するとしていました。
「日本にいる多くのファンに与える影響を遺憾に思う」
バルセロナは条件を満たせば、韓国への遠征は実施するとしたうえで、「今回の事案および、日本にいる多くのファンに与える影響を遺憾に思う」と声明を出しました。神戸は24日、状況を確認しているといい「ご心配をおかけし、心よりおわび申し上げます」と謝罪しました。
SNS上の感情
バルセロナが神戸戦を取りやめたことについて、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「怒り」の声(65%)
「人間性を疑うレベル」
「信用、信頼って大切」
「刑事事件にもなりかねない」
主な「哀しみ」の声(30%)
「残念すぎる」
「一番の被害者はチケット購入済みで楽しみにしていたファン」
「事前の信用力調査に欠ける契約をした責任はある」
主な「喜楽」の声(5%)
「神戸ファンは複雑」
「楽天マネーをポンと出して開催までこぎつけたらかっこいい」
「こんなことになると予想しろってのは無理」
まとめ
今回の分析では、バルセロナが神戸戦を取りやめたことについて、「バルセロナの試合を生で見るという 一生に一度、あるかないかの機会を奪う」と指摘する声が寄せられました。
ライターコメント
サッカー界のビッグイベントを揺るがした、前代未聞の直前中止。神戸にとってはクラブ創設30周年の記念試合という意義深いチャリティーマッチが、ピッチ外のトラブルによって奪われたという後味の悪い結末となりました。SNSでは「バルサのみならず欧州クラブからの信頼が完全に崩れる」と心配する意見もありました。