第107回全国高校野球選手権大会第5日は9日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、第3試合で佐賀北がタイブレークの延長十回にスクイズを決め5―4で青藍泰斗(栃木)にサヨナラ勝ち、「がばい旋風」で初優勝した2007年生まれのメンバーが「だんじゃなか(段違い)旋風」を起こすと誓いました。
佐賀北が、タイブレークの延長十回に山下泰槻選手(2年)の捕前スクイズ(記録は内野安打)でサヨナラ勝ち。十回1死満塁も無失点で切り抜け、140球で完投したエース稲富理人投手(3年)は大粒の汗をぬぐいました。
SNS上の感情
佐賀北がタイブレークの延長十回にスクイズを決め5―4で青藍泰斗にサヨナラ勝ちした試合に対し、SNSではコメントが相次ぎました。
emogram編集部ではこの話題に関するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「喜ぶ」声(63%)
「この試合の両チームとも、まさに溌剌としていて外連味が無く、正々堂々と戦っていて」
「青藍泰斗も佐賀北も礼儀含めて本当に気持ちの良いチームだった」
「青藍泰斗応援したくなるよなぁ」
主な「楽しむ」声(17%)
「青藍泰斗、甲子園に再び戻ってくる日が楽しみです」
「若い監督は高校野球に新しい風を呼び込んでくれるのでは無いでしょうか」
「政治などもそうだが、もう若い世代に継いだほうがいいよ」
「これが、私が見てきた甲子園の姿。栄冠は君に輝く」
主な「怒哀」の声(20%)
「高校野球いいよね。でも美化しすぎな部分もある。イジメ撲滅」
「栃木は毎年代表違うから久々の連続出場目指して頑張って下さい」
まとめ
佐賀北がタイブレークの延長十回にスクイズを決め5―4で青藍泰斗にサヨナラ勝ちした試合に対し、SNSでは両校のさわやかで礼儀正しい態度に対し、喜び、感動する声が大部分を占めていました。
ライターコメント
試合後、稲富投手は「2007年以来の勝利ができてよかったです。甲子園で勝てて自信になった」とコメント。「がばい旋風」で初優勝した2007年9月27日生まれの宮崎淳多主将(3年)は「18年前の先輩方と自分たちの野球スタイルはかなり似ている。『派手さはないが泥臭く』というテーマで、ヒットが打てなくても、なんとかしてつないでいく。それを今日の試合はやれた」と胸を張りました。
筆者もこの試合、観戦していましたが、一進一退の面白い展開でした。SNSでは緊迫する試合展開に、「この2チームはどちらも勝たせてあげたかった」という声のほか、久しぶりの出場となった青藍泰斗に対し「また、甲子園球場に帰って来て下さい」という反応も多く寄せられていました。
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