ネットフリックスは12日、世界中で絶大な人気を誇る荒木飛呂彦さんの傑作漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの第7部をアニメ化した新作「スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険」の世界配信を行うと発表しました。
19世紀末のアメリカが舞台
「スティール・ボール・ラン」は、19世紀末のアメリカを舞台に、史上初の乗馬による北米大陸横断レースを描いた物語。元天才騎手でありながら半身不随となった主人公ジョニィ・ジョースターが、謎のアウトロー、ジャイロ・ツェペリと出会い協力関係を結び、共に北米大陸を横断する過酷なレースに挑みます。
ジョジョのアニメシリーズに携わってきたスタッフが本作でも集結、アニメ化に挑むということです。
監督を務める木村泰大さんは「アニメ化を監督として担えることに胸が高鳴っています。スタッフ一同も同じ思いを抱き、日々の制作に情熱を注いでいます。作品を通じて皆さんと熱を共有できる日を心待ちにしつつ、一緒にこの旅路を駆け抜けられたら嬉しいです」とコメントしています。
なお、9月23日にはアニメ「スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険」の新情報発表イベントを開催するとしています。
ジョジョの奇妙な冒険とは
1986年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載開始以来、世界中で絶大な人気を誇る漫画です。ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーという2人の少年の出会いから始まる、ジョースター家の血縁と因縁が壮大なストーリーで描かれます。
シリーズの累計発行部数は1億2000万部を超え、その唯一無二の世界観は国境を越えて熱狂的な支持を集めています。キャラクターたちの奇抜なポージング、独創的な擬音、そして心に残る名セリフの数々は多くのファンの共感を呼び、アニメ化、ゲーム化、ミュージカル化、実写映画化など、多岐にわたる展開も人気です。現在はウルトラジャンプで第9部「The JOJOLands」が連載されています。
SNS上の反応
ネットフリックスがアニメ「スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険」の世界配信を行うと発表したことに対し、SNS上ではコメントが相次いでいます。
emogram編集部では、このニュースに対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「懸念・反対」の声(45%)
「独占だけはないように願うしかない」
「独占はやめてくれェェェェェーーーッ!」
「Netflixは見ない!と決めている。。。決めているんだぁ🤯」
「まさかとは思うが…独占じゃあないよな…?独占するんじゃあねーぞ…?ゴミにするなよ?」
主な「期待・楽しみ」にする声(25%)
「楽しみ〜。ジョジョで1番好きな物語」
「2025年9月23日の生配信イベント、絶対見る!ジョジョの新情報楽しみ~🎉」
「ジョジョSBRついにNetflix世界配信🔥9/23の生配信で追加情報も解禁とか…ワクワクが止まらんッ‼️🌀」
主な「中立・条件付き賛成」の声(20%)
「もうアニメは日本だけのものじゃないのよ 特にジョジョみたいなビッグタイトルは コンテンツに金払おうな?」
「ネトフリ配信は問題ない『独占』と『先行』さえなければ……」
「毎週配信ですよね?コレは一番重要なので!!!」
「一挙で配信してくれた方が嬉しいから前と同じでいいと思う」
「ネトフリは問題ない。いつも契約している。しかし一挙配信はやめた方がいいと思いますよ!」
主な「質問・疑問 」の声(10%)
「ストーンオーシャンもあとから他で配信されたよな?あんな感じ?」
「ネトフリ・・・?アマプラはないんですか?(´・ω・`)」
「毎週配信方式だったら、ここで一言書いておくだけでみんなほっとするのは明らかなのに、それを明示してないのがすごく不安」
まとめ
今回の分析では、ネットフリックスでジョジョの新作アニメ「スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険」が世界配信されるという発表に対し、「独占配信」や「一挙配信」方式に対する不安や反対意見が多く寄せられていました。このほか、毎週の配信希望する声のほか、作品に対する期待と楽しみにする声なども数多く見られました。
ライターコメント
筆者は長年のジョジョファンであり、漫画だけでなく、アニメ作品もすべて見てきました。ただ、現在はネットフリックスに加入しておらず、SNSでも多くのコメントがあったように、独占配信はちょっとな、と思ったところです。