静岡県沼津市にある「シネマサンシャイン沼津」は7日、公式サイトと公式Xで来年4月をもって閉館することを発表し、ラブライブファン界隈で大きな話題になっています。
公式Xには「【閉館のお知らせ】シネマサンシャイン沼津は皆さまのご厚情に支えられ2006年より営業をしてまいりましたが、この度、2026年4月12日(日)をもちまして閉館させて頂く事になりました。長きにわたりご愛顧賜り心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。」とつづられています。
【閉館のお知らせ】
シネマサンシャイン沼津は皆さまのご厚情に支えられ2006年より営業をしてまいりましたが、この度、2026年4月12日(日)をもちまして閉館させて頂く事になりました。
長きにわたりご愛顧賜り心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。https://t.co/NC6iJTt20T— シネマサンシャイン沼津 (@cs_numazu) October 7, 2025
ラブライブ!サンシャイン!! の聖地として数々のイベントを実施
「ラブライブ!サンシャイン!!」とは静岡県沼津市の「浦の星女学院(うらのほしじょがくいん)」を舞台に、廃校の危機を救うべく高海 千歌(たかみ ちか)と中心に結成した9人の少女たちが「スクールアイドル Aqours(アクア)」を結成し、困難に立ち向かいながら大きな夢の実現に向け成長していくという青春と友情の物語です。
そんな「ラブライブ!サンシャイン!!」の「聖地」である沼津の「シネマサンシャイン沼津」はAqoursのライブビューイングを毎回開催していたほか、劇場版の特別上映やキャスト達の舞台挨拶など、他の劇場では体験することのできないラブライバー(ファンの名称)にとっては特別な場所と言われてきました。
SNS上の感情
「ラブライブ!サンシャイン!!」の聖地である沼津の映画館の突然の閉館発表に対し、SNS上ではコメントが相次いでいます。
emogram編集部では、この投稿に関するコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「悲しみ・残念」の声(40%)
「ずっと地域のみなさんに愛されてきた場所がなくなるのは、とてもさみしいです」
「ラブライブサンシャインとニジガクの映画、ライブビューイングで大変お世話になりました❗️とても寂しくなります😢」
「マジ?確かに映画館は今人入らないから仕方ないかもしれないが寂しいなあ」
「あの立地で潰れるんだから元々きつかったんだろうなぁ〜」
主な「感謝」の声(35%)
「今までありがとうございました。Aqoursに愛を感じる枠の取り方で大変助けられていました」
「ラブライブサンシャインを通して、たくさんの思い出と感動をもらいました。映画もライブビューイングも、一生の宝物です。これまで本当にありがとうございました」
「マジですか…沼津行った時はお世話になりました🙇」
「Aqours 1stからライブビューイングや劇場版、Aqours Documentaryと色々とお世話なりました….」
主な「驚き」の声(15%)
「シネマサンシャイン沼津、まさかまさかの閉館決定 聖地最寄りの映画館が…🥺」
「な、何故だっ!!!!」
「お、お前…消えるのか…!?」
主な「思い出共有」の声(10%)
「私の初4DX体験したの沼津だったんですよ…」
「μ’s映画化の際、勇気出して初めて1人で足を運んだ思い出の映画館なのに……」
「ラブライブ!の映画ではお世話になりました。駅から近くで便利でした」
まとめ
今回の分析では、「ラブライブ!サンシャイン!!」の聖地である沼津の映画館の突然の閉館発表に対し、寄せられたコメントの多くに悲しみや惜別の感情が含まれていました。とりわけラブライバーたちからは聖地巡礼やライブビューイングなどでお世話になった思い出の場所だったという声が見られました。また、沼津駅から近い便利な立地であったことや2006年から地域に愛されてきた映画館であったことを惜しむ声や感謝の気持ちを伝えている反応も数多くありました。
ライターコメント
今回の「シネマサンシャイン沼津」の閉館はファンにとって悲劇であると同時に、ファンの「熱狂」だけでは地方の経済の構造的な問題を解決できないという厳しい現実が突き付けられてしまった格好と言えなくもないようです。今後、ラブライバーたちのコミュニティがこの閉館を乗り越えて、この聖地に根付いた「精神」をどう後進に伝えていくのか。想いが問われそうです。