くら寿司の店舗

くら寿司の迷惑行為にSNS厳罰求める声

By - emogram編集部いしかわ
ライフ

回転寿司チェーンのくら寿司は14日、先週末にインターネット上に投稿された山形南館店における迷惑行為について対応を公式サイトで発表しました。

発表文では「当該店舗の商品につきましては、すぐにすべてを入れ替えるとともに、備品につきましても、これまで通り、お客さまが入れ替わるたびに交換し、消毒を行っています」と記載したうえで、「IT 機器の活用により迷惑行為を把握する環境を作っており、お客様にはこれまで通り安心して当社店舗をご利用いただければと思います」と呼びかけました。

また「実行者についてはすでに特定しており、地元警察に相談しながら対応を進めてまいります」と説明しました。

くら寿司山形南館店をめぐっては、客が回転レーン上の寿司を素手で触ったり、醤油差しを口に含んだりしている動画がSNS上で拡散されていました。

過去には6700万円の損害賠償も

回転寿司店での迷惑行為はこれまでにも度々起こっていますが、特に印象的だったのは回転寿司チェーン、スシローでの迷惑行為ではないでしょうか。

スシロー岐阜正木店で2023年1月、男性客が醬油差しの注ぎ口を舐めるなどの迷惑行為を行い、その様子を撮影した動画がSNS上で拡散。運営会社のあきんどスシローが当事者に対して約6700万円の損害賠償を求める裁判を起こし、その後和解が成立しました。

SNS上の感情

回転寿司店でまたしても発生した迷惑行為に対し、SNS上では早速たくさんのコメントが相次ぎました。

emogram編集部では、この話題に関するSNS上のコメントを独自に分析しました。

分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。

主な「怒り・批判」の声(62%)

「なんだろう…まだそんなことでバズると考えるやつがいるのが不思議でしょうがない」

「負の先人が道を示したのに、まだ怖いもの知らずがいるのか」

「罰が緩く、どうせ許されると思ってやってそう それ以上に大人や企業を舐めてる」

主な「法的対応要求」の声(20%)

「ちゃんと損害賠償請求しないと今後お客さんは減ると思う」

「店側がどれだけ再発防止を謳っても正直イタチごっこになる気がする💧」

「しっかり刑事罰と民事の損害賠償を行うようにして欲しいですね」

主な「呆れ」の声(12%)

「まだこんなくだらねぇ事やってる奴がいるのに驚き」

「これが本当の体験型炎上展」

「もうスマホも免許制にすべきかな」

主な「お店への懸念」の声(6%)

「かわいそうな寿司屋、本当に大変だ」

「くら寿司、しばらく行けなさそう… 😇」

まとめ

今回の分析では、くら寿司での迷惑行為に対して批判と怒りの声が大多数を占めており、多くのユーザーが実行者に対して厳しい処罰を求めています。過去に起こった同様の事例から損害賠償請求をするべきだという声もありました。「なぜこのような行為をするのか」という呆れの声もあり、全体的に厳しく対処することを望む声が多かったです。

ライターコメント

今回のくら寿司の対応は、本当に早くて感心しました。しかしSNSの怒りが収まらないのは、「まだこんなことをする人がいる」という呆れと、その背景にある承認欲求の恐ろしさを強く感じてしまうからではないでしょうか。この「みんなの怒り」を無駄にせず、抑止力となる明確な制裁を社会に示してほしいと強く感じる一件でした。


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